無料で海外に行く方法13選!留学・ボランティアなど体験談と共に解説:学生から社会人まで
海外旅行に行きたい!でもお金がない。
海外留学やワーホリしたい!でもお金がない。
1人海外は怖いから団体ツアーに申し込みたい!でもツアーは高い。
そんな悩みを抱えていませんか?
島国日本からは、電車やバスで気軽に海外に行くことはできません。
よって、国際線の航空券代・ホテル代・食費・海外旅行保険代など、どう節約しても高い費用がついてしまいますよね。格安航空券や安いホテルを探し出すのも大変です。
でも実は、交通費(航空券代・電車代など)もホテル代、食費、海外旅行保険代も、全てタダで海外に行ける方法はいくつかあるのです。ただ知られていないだけ。
無料で海外に行けるわけがないと思い込んでしまっていませんか?
みんながそうした思い込みをしているが故に、一部の知っている人だけがタダで海外を楽しんでいるのが現状です。
私は学生時代から若手社会人時代にかけて、アジアからヨーロッパまで、10か国以上に無料で渡航した経験があります。
知らないだけで、無料でこうした素晴らしい経験の機会に挑戦すらできない人がたくさんいるのってもったいないですよね。
ということで、金銭面を気にすることなく、海外に渡航する経験を皆にしてほしいなという想いから、私の経験を踏まえ、無料で海外に行ける方法を紹介していきたいと思います。
無料で10か国以上への渡航経験あり
私は、学生・社会人を通じて完全無料で10か国以上に行ってきました。
航空券・電車代・ホテルなどの宿泊費・食費・海外旅行保険など、全て無料です。
航空券はもちろん格安航空券(LCC)ではなく、JALやANAなどのフルサービスキャリア(FSC)ですし、宿泊場所もドミトリーベッドの格安ホステルではなく、立派なホテルです。
それだけに留まらず、お小遣いを支給してもらえる場合もありました。
中国、韓国、ベトナム、タイ、モンゴルといったアジア諸国に限らず、アメリカやスイス、ロシア、スペイン、イギリスといった欧米諸国へも全て無料で行ってきました。
いくつかの国へは、複数回、無料で行ったこともあります。
でも、1回だけならまだしも、なぜ10回以上も海外へ無料で行けたのか気になりますよね。
何か運び屋のような怪しいことをしているように思えてしまうかもしれません。
無料で海外渡航は怪しい?危険?注意点は?
結論から言うと、私が過去に参加してきたやり方は、安心・安全です。
むしろ、個人での海外渡航よりも安心・安全で、かつ誇らしい手法です。
うしろめたさや、危険・怪しいことは一切ありません。
なぜなら私の紹介する方法では、国(外務省や文科省など)や大企業、有名な財団などがバックでサポートしているからです。
ただし、世の中には怪しい・危険な募集も数多くあるので、誰が募集をかけているかは念入りにチェックしてくださいね。
X(旧Twitter)やInstagram、Facebookなどで、モノを運べば航空券支給、あるいは片道航空券支給で好待遇の出稼ぎ募集といった募集があったりするようですが、持ち物として麻薬や武器など大変危険なモノを運ばされたり、現地で詐欺などの犯罪に加担させられる場合もあります。
ラオス大使館からは、こうした日本人が増えていることから注意喚起も出ています。
国によっては死刑にもなり得るため、SNSでの匿名の募集には絶対応募しないようにしてください。
【ポイント】
○「海外で短期間に高収入」「簡単な翻訳作業」といった、いわゆる闇バイトの謳い文句に誘われ、海外において特殊詐欺事件のいわゆる「かけ子」や「受け子」として犯罪に加担させられた結果、組織内のトラブルにより暴行を受けるなどの被害や、加害者として現地警察に拘束される事案が多く発生しています。
○このような求人に安易に応募することがないよう、また、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、十分慎重に行動してください。【本文】
1 近年、東南アジアを中心とする海外において、特殊詐欺事件のいわゆる「かけ子」や「受け子」として犯罪に加担させられた結果、現地警察に拘束される事案が多く発生しています。2 「海外で短期間に高収入」、「簡単な翻訳作業」といった、いわゆる闇バイトの謳い文句に誘われ、「海外旅行に出かけて小遣い稼ぎができる」といった安易な気持ちで海外に渡航した結果、意図せず詐欺犯罪の加害者になってしまうケースがあります。こうしたいわゆる闇バイトに一度加担してしまうと、「やめたい」と思っても、パスポートを取り上げられて軟禁状態となり、また、自分自身や家族等の個人情報をもとに脅迫され、抜け出すことができないばかりか、組織内でのトラブルにより、暴行を受け重傷を負うなどのおそれがあります。
3 短期間で多額の報酬を得られるような仕事は、海外でも通常はないことを十分認識し、安易にこうした求人に応募することがないよう、また、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、十分慎重に行動してください。
在ラオス日本大使館
ただ、「きっかけポータル」で紹介する方法で無料で海外に行くことができれば、頑張ってお金を稼ぐ必要はなくなります。
お金を一気に稼ぐために、怪しい・危険な仕事に手を出してしまったり、つまらないバイトを続けざるを得ない方もいるかと思います。
でも、目標だった海外渡航がタダで実現できるのであれば、もう航空券やホテル代など海外渡航にかかる費用をカバーでするための高額バイトは必要ありません。
代わりに自分のための有意義な時間を過ごすことができます。
つまり、仕事を「時給」ではなく「やりたいこと」で選べるようになるわけですね。
無料で海外に行くには?
では、具体的にどのようにしてタダで海外に行けるのでしょうか?
いくつか方法がありますが、私が10か国以上渡航した方法は具体的に以下の通りです。
- 国・政府の海外プログラムに参加する
- 民間企業の海外プログラムに参加する
- 財団の海外プログラムに参加する
- 海外インターンに参加する
- 海外ボランティアに参加する
- 奨学金をもらう
国・政府の海外プログラムに参加する
国は、海外留学に行く日本人の数を増やそうと躍起になっています。
2024年には、岸田首相が「今後10年で日本人留学生を50万人に倍増させる」と述べています。
こうした背景を受け、文部科学省では「トビタテ!留学JAPAN」を推進して若者の海外留学への機運の醸成を図るとともに、民間企業等の協力を得た「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の展開や国費による海外留学支援制度を推進しています。
私もトビタテ!から奨学金を貰って渡航費・滞在費をカバーした上で、世界一物価の高いスイスの大学院に留学することができました。
ただし、長期の留学は難しいという方も多いと思います。トビタテ!は留学以外のインターンやボランティアといった活動も対象ですが、ここでは他の方法を紹介したいと思います。
日本政府は、日本人の海外での学びを促進するのはもちろんですが、海外の方に日本について理解してもらうことにも積極的です。
そこで、外務省が主体となり「対日文化促進プログラム」を推進しています。
”日本とアジア大洋州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい、派遣、オンライン交流し、日本の政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に関する理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、また、日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し、我が国の外交基盤を拡充します。”
地域ごとに呼び名が異なりますが、コンセプトは同じです。
- アジア大洋州地域:JENESYS
- 北米地域:カケハシ・プロジェクト
- 欧州地域:MIRAI Program
- 中南米地域:Juntos!!
このプログラムでは、国から渡航費・滞在費・食費など全て支給して貰える上に、日本の他大学の友達ができたり、現地で色んな人と交流をして繋がりができたりします。
基本的に期間は短めで、1週間から2週間の短期プログラムがほとんどです。
私も学生時代に参加したことがあり、アメリカ・サンフランシスコに行ってきました。
そこでは、現地の高校や大学を訪れて、高校生たちに日本文化のプレゼンをした上で交流したり、シリコンバレーのスタートアップや日系人の農家を訪れたりと、個人の旅行では味わえない貴重な体験をタダですることができました。
募集人数も多く、一気に数百名を募集する場合もあります(プログラムによる)。
国がバックについているので、非常に安心・安全なプログラムです。
年に何度も募集がかかるので、きっかけポータルをしっかりウォッチして、見逃さないようにしてください!
また、JICA海外協力隊(青年海外協力隊)などのJICA(国際協力機構)のプログラムもオススメです。
民間企業の海外プログラムに参加する
国のプログラムと聞くと、壮大でなんだかハードルが高いように聞こえたかもしれません。
実態はそんなことはないのでぜひ応募してみて欲しいのですが、実は民間企業もたくさんの無料海外プログラムを運営しています。
私が初めて参加した無料海外プログラムも、民間企業のプログラムで、中国へ行くものでした。
そこから、世の中には知られていないだけで、たくさんの無料海外プログラムがあることを知り、「きっかけポータル」を運営するに至ったのです。
でも、なぜ民間企業がお金を出して、若者を海外に派遣するのでしょうか?
それは、民間企業にとっては「イメージ」がとても大切だからです。
民間企業は、消費者や投資家に自社を選んでもらわないと生き残れません。
もちろん、商品やサービスが一番重要ですが、実は「イメージ」も重要な要素です。
例えば、ある企業の広告が人種差別的だということで炎上してしまったとします。その場合でも、その企業の商品やサービスは一切変わりなく良いものですよね。
それでも、売上が落ちてしまったりします。
それは、消費者が「イメージ」を大切にしているからです。
また、消費者の「イメージ」によって売上が左右されてしまうことから、投資家も「イメージ」を大切にします。
ということで、各企業は自社の「イメージ」を上げるために、たくさんのお金をつぎ込んでいるのです。
そのイメージ向上戦略の1つが、若者・ユースの海外派遣です。
学生や若手社会人など、若者・ユース世代に対し、お金をたくさん使ってでも良い経験をさせてあげたい。
そう考え、若者・ユースに対して大量のお金を投じている企業は、なんだか良い企業に見えますよね。
海外研修やスタディーツアーのような形で海外に若者・ユースを派遣している企業は少なくありません。
また、そうした無料の海外プログラムに参加してくれた優秀な若者が、その企業に対して良いイメージを持ってくれると、将来のお客様・投資家、あるいは従業員として、その企業に良い影響をもたらします。
実際、私を海外派遣してくれた企業にはとても良い印象を持っています。
また、近年話題のSDGsという観点でも、企業はこうした活動を推進しています。
例えば、プログラムのテーマを「環境」や「気候変動」「貧困」「平等」「教育」などにすることで、若者と一緒にSDGsに取り組んでいます!とアピールできるわけです。
こうしたプログラムもたくさんあるのですが、各企業が個別にHPで募集をかけているため、見つけるためにはかなり労力がかかります。
見逃さないためにも、「きっかけポータル」のXやインスタをしっかりフォローしましょう。
財団の海外プログラムに参加する
世の中にはたくさんの財団があります。
財団って何?と思うかもしれませんが、お金持ちや企業が寄付したお金を運営している団体、と考えておけば大丈夫です。
マイクロソフト創業者のビルゲイツが、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立して、様々な社会貢献活動をしているように、世の中のお金持ちは余ったお金を社会貢献のために使っています(もちろん節税の側面もあります)。
そうした財団は、年間の予算が決まっており、予算を使い切らないとなりません。
ということで、色々な財団が海外派遣プログラムを実施しています。
例えば、「日本財団」「国際交流基金」「笹川平和財団」などが有名ですね。
営利団体ではないので、潤沢な予算を使って、面白いプログラムを運営しているところもたくさんあります。
もちろん、参加費、国際航空券、ホテル代、食費など全て無料です。
大学生や大学院生(修士・博士)はもちろんのこと、中学生や高校生、高専生、専門学校生、そして社会人・シニア世代まで幅広く募集があるのが特徴です。
大小様々な財団が、各HPで個別に募集をかけているので、プログラムの情報を知らないと無料の海外プログラムの募集にたどり着けません。
「きっかけポータル」では、財団の無料海外プログラム情報もまとめているので、お見逃しないように。
海外インターンに参加する
海外インターンに参加するのも、タダで海外に行く1つの手でしょう。
ただし、多くの海外インターンは、自腹で航空券を買い、自腹で宿泊場所を探し、無給で働くという場合も多いです。
経験としては面白いと思いますが、経済的に厳しいのが実情です。
そこで「きっかけポータル」では、海外への渡航費・滞在費などを支給してくれる海外インターンも紹介しています。
例えば、ユニクロやGUの運営会社であるファーストリテイリングや、ドイツの自動車部品サプライヤーのボッシュなど、渡航費・滞在費を支給してくれる企業はたくさんあります。
国連や海外大学のラボ、CERNなどの研究機関などでのインターンでも渡航費・滞在費を支給してもらえたりします。
EUでのインターンプログラム「ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ」も有名ですね。
私は某日系金融機関のインターンで、イギリスのロンドンに行かせてもらった経験があります。
「きっかけポータル」では無料で参加できる海外インターン情報もまとめているので、随時チェックしてみてください。
海外ボランティアに参加する
海外ボランティアに参加するのもありでしょう。
ただし、ボランティアなので、多くの場合は無給、かつ何の補助もありません。
それでは経済的に厳しいユースはボランティアに参加できない、ということで補助してくれる団体もあります。
例えば日本財団が運営しているボランティアサイト「ぼ活!」では、海外への渡航費・滞在費など補助つきで海外ボランティアに参加できたりします。
また、こうしたプログラムを通じての参加であれば、英語があまり話せなかったり苦手だったりしてもスタッフが補助してくれる場合もあります。
ボランティアに参加することで、世界中からのボランティアと交流できたり、普段は足を踏み入れることのできないところに行けたりするのが特徴です。
ただし、個人で参加する場合には、特に途上国では危険を十分考慮しなければなりません。
保険も、クレジットカードに付帯(ゴールドカードなどは自動付帯の場合もあるが、多くは利用付帯)されている海外旅行保険だけでは不十分です。
したがって、特に海外ボランティアに慣れない始めのうち・海外初心者の方は、日本財団の「ぼ活!」など、支援つきのボランティアに参加するのがよいでしょう。
奨学金をもらう
「国・政府のプログラムに参加する」でも述べましたが、国は日本人の海外派遣を増やそうとしています。
その一環として奨学金も増えてきています。「トビタテ!」はもちろんのこと、JASSO(日本学生支援機構)の返済不要の奨学金もあります。
日本の奨学金は貸与(返済が必要)のものが多いことが話題となりますが、実は給付型奨学金(返済不要)もたくさんあります。
民間も同様で、様々な海外留学支援の奨学金があります。
大型の奨学金、例えば柳井正財団海外奨学金や笹川奨学金など大型のものとなると、渡航費だけでなく、授業料、寮費、海外旅行保険、食費や、生活費など含め1000万円以上貰えるものもあります。
また、それほど規模が大きくない給付型の海外留学奨学金もたくさんあります。
「きっかけポータル」では随時、海外留学奨学金も紹介しています。
他に無料で海外に行く方法はないの?
色々なタダで海外に行く方法を紹介してきました。
私は上記の方法で10か国以上にタダで行ったのですが、参加のためには書類選考や面接を突破する必要があったりするので、少しハードルが高いものもあります。
ただ、挑戦もタダです。得られるリターンは大きいので、積極的に応募していきましょう。
また、他にもタダで海外に渡航する方法がいくつかあるので、紹介したいと思います。
- 海外就職・転職する
- 海外出張・海外駐在する
- 航空会社のマイルで特典航空券を発券する
- 懸賞・公募で海外航空券を当てる
- モニターツアーに参加する
- クラウドファンディングに挑戦する
海外就職・転職する
海外への就職・転職は、長期的に海外に住むという経験ができるという観点で他とは違ったメリットがあります。
海外就職・転職することができれば、会社からビザのサポートをしてもらえたり、給料が日本円ではなく、ドルやユーロ、ポンドなど現地通貨で貰えるので、円安時代にオトクなどのメリットがあります。
特に家族がいる場合や持病がある場合などでは、ハードルが高いですが、挑戦のしがいはあります。
「きっかけポータル」では、国連などの国際機関、海外の日本大使館などの求人情報を発信しています。
普通の就職サイト・転職サイトには全く登場しない情報なので、海外で働きたい方は見逃さないようにしてください。
海外出張・海外駐在する
日本にある企業(日系企業・外資系企業問わず)に就職し、海外出張や海外駐在に挑戦するのも良いでしょう。
総合商社やガス・石油などの資源・エネルギー業界の企業、海外に工場の多い自動車業界(完成車・自動車部品)は、海外出張が多いです。
海外出張では、もちろん会社が航空券やホテル代を出してくれますし、出張手当も貰えます。
simやWiFi代なども出してもらえるので、通信費を心配する必要もありません。
また、頻繁に乗る、かつビジネスクラスに乗れたりするので、JGCやSFCといった航空会社の上級会員も簡単に狙えますし、マイルも貯められるのでプライベートで無料で海外旅行に行けたりします。
出張ではなく、駐在する場合には、さらにメリットが大きくなります。
航空券を出してもらえるのはもちろんのこと、家賃や子どもの学校(現地校ではなく、日本人学校やインターナショナルスクール)の学費を出して貰える上、国によっては24時間運転手が付く場合も。高額な手当も貰えます。
出張や駐在は外資系企業よりも、日系企業の方が多いです。
就職や転職は、給料だけでなく出張や駐在の機会も踏まえて検討しましょう。
私も国内外への出張経験があり、当然ですが会社から航空券代やホテル代を支給してもらっていました。
また、ホテルや航空券を予約する際は、ポイントサイトを毎回通していたので、支払った額の10%程度を手元に還元させることで、さらにオトクに出張していました。
出張に限らず、旅行やオンラインショップの際は、ポイントサイトを通して買うのがオススメです。
楽天トラベルやじゃらんでのホテル予約や、楽天市場やAmazonでの買い物も、ポイントバックして貰えます。
私が活用しているのは、一番有名な大手ポイントサイトのモッピーやハピタスです。
ただ、どのような企業であれば、海外出張や駐在の機会が多いのかよくわからないですよね。
そのような場合は、エージェントのいる転職サイトに登録し、エージェントに根掘り葉掘り質問してみるのがよいです。
まだ転職する気がなくても、無料で質問し放題なので、登録して情報収集をしてみるのがオススメです。
航空会社のマイルで特典航空券を発券する
マイルを貯めれば、無料で海外旅行ができます。
私は、無料の海外プログラムで無料で飛行機に乗り、マイルを貯めて、無料の航空券に交換していました。
また、マイルを貯めればちょっと贅沢にビジネスクラスやファーストクラスに座席をアップグレードできたりもします。
旅好きな人、出張が多い人が貯めているイメージですが、実は飛行機に乗らなくても貯められます。
やり方は主に2つ。
- クレジットカードを利用する
- ポイントサイトを利用する
クレジットカードを利用する
クレジットカードを利用することで、飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることができます。
例えばJALカードを使えばJALマイルが貯まりますし、ANAカードを使えばANAマイルが貯まります。
また、楽天ポイント、Vポイント、ポンタポイントなど、カードによって異なる各種ポイントも、マイルに交換することができます。
例えば楽天ポイントは、2ポイントを1ANAマイルに交換できますし、ポンタポイントは2ポンタポイントを1JALマイルに交換できます。20%マイル増量キャンペーンも頻繁に実施しています。
楽天ポイントは楽天カード(1%還元)、ポンタポイントはリクルートカード(1.2%還元)がオススメです。楽天証券への投資(NISAなど)でもポイントを貯めることができます。
そして、2024年にTポイントと統合されたVポイントは、なんと1Vポイントを2ソラシドマイルに交換することができます。JALやANAマイルへの一般的な交換方法の4倍もの効率でマイルを貯めることができます。
ソラシドエアは九州や沖縄便を中心に飛んでいるFSCの航空会社です。
三井住友NL(ナンバーレス)カードやOLIVEで効率的にVポイントを貯められます。SBI証券への投資でも貯められますし、コンビニやファミレス、マクドナルドやカフェ(ドトール・エクセルシオール)で最大20%還元。
高還元のカードを積極的に利用して、どんどんポイントを貯めていきましょう。
また、JALペイやANAペイなどのプリペイドカードを利用するのもオススメです。各種クレジットカードからこうしたプリペイドカードにチャージすることで、2重、3重、4重の還元が狙えます。
例えば、
三井住友NLカード(1.5%)→JALペイ(0.5%)→ANAペイ(0.5%)→楽天Edy→楽天Pay(1.5%)というルートでチャージをすることで、常に4%還元が狙えます。
戦略を組み立て、ぜひ乗りたい路線のマイルを効率的に貯めて、無料で航空券と交換していきましょう!
エポスカードは、年会費無料でエポスポイントを貯められ、ANAマイルに移行ができます(レート:ノーマル0.5%、ゴールド・プラチナ0.6%)。
クレジットカードの海外旅行保険も充実してる上、tsumiki証券の積み立てにも使えますし、ある程度使っていると年会費無料のゴールドカードへのインビテーションが届きます。
ゴールドカードであれば、空港のカードラウンジに無料で何回でも入れるようになるのでオススメです。
ポイントサイトを利用する
日常の支払いを全てキャッシュレス(クレジットカード)にしたとしても、そんなに多額の決済はできないという方もいるかもしれません。
会社の出張経費の建て替えなどがない限りは、日常生活では多額の決済を続けることは難しいかもしれませんね。
そうした場合には、ポイントサイトを利用するのがオススメです。
ポイントサイトとは、ネットショッピングやクレジットカード発行、ホテルやレストラン予約の際に、そのサイトHPを経由することでポイントが貯められるサイトです。
経由するだけでポイントが貯まると、怪しいと言われることがありますが、親会社が上場企業のポイントサイトも多く、安心安全です。
例えば、楽天市場で買い物、食べログでレストラン予約、ホットペッパービューティーで美容院の予約、じゃらんでホテル予約。アプリやサイトから直接予約していませんか?
それでは完全に損してしまっています。
ポイントサイトを経由するだけで、数%のポイント還元を得られるためです。
日常生活で、何か買い物・予約をする際には、常にポイントサイトを経由するようにしましょう!
また、クレジットカードの発行や証券口座の開設などの、金融系では、一気に数万ポイントの還元を貰えます。
クレジットカードの発行を、イオンや丸井の店舗で行ってしまうのは、数万円分の損失です。
必ずポイントサイトを通して発行するようにしましょう!
そして、ポイントサイトで貯めたポイントは、現金に交換できるだけでなく、JALやANAのマイルにも交換できます。
JALやANAのマイルには有効期限があるので、ポイントサイトでポイントを貯めておき、マイルを使うときにマイルに交換して使うのがよいでしょう。
私は先日、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換し、JALビジネスクラスでインドネシアに行ってきました。
懸賞・公募で海外航空券を当てる
世の中には、海外ツアー・海外航空券・ホテルが当たる懸賞や公募もたくさんあります。
懸賞は、アンケートへの回答や会員登録などの簡単な条件で応募することができるので、面倒な準備はいやだという方にオススメです。
ただ、簡単に応募できるので、非常に倍率は高いです。
また、有象無象にある世の中の懸賞から、海外航空券・海外ツアーが当たる懸賞を探し出すのは至難の業です。
ということで、「きっかけポータル」では、タダで海外に行ける懸賞を掲載していますので、お見逃しなく。
また、タダで海外に行ける公募(コンペ)もたくさんあります。
懸賞との違いは、作文や小論文、写真、ビジネスプランなど、テーマに沿った何かしらの作品を提出し、コンペティションで入賞する必要があるということです。
懸賞は単純に運です。
自分の得意な分野がある方は、ぜひ公募に応募してみてください。条件が懸賞より厳しいので、倍率は低くなります。
また、入賞することで高校入試・大学入試や就活・転職などでのアピールポイントにもなり一石二鳥です。
モニターツアーに参加する
モニターツアーとは、観光地や宿泊施設(ホテルや旅館)、観光商品の開発において、参加者に実際に体験してもらい、その感想やフィードバックを収集する目的で実施されるツアーです。
主に旅行会社、観光協会、自治体などが新しい観光資源やサービスの改善点を把握するために行います。通常、参加者には航空券やホテル代、食費の全額支給・無料あるいは割引料金・格安料金での提供などの特典が提供される代わりに、アンケートや感想レポート、口コミの提出、取材が求められます。
例えば、JTBやHIS、日本旅行、近畿日本ツーリストなどの旅行会社や、観光庁などの国や自治体がモニターツアーを実施している場合があります。
ツアー会社は、新たな企画を立てる際に募集している他、国や自治体が地方の魅力を知ってもらうために実施していたりします。
国や自治体は国内が多いですが、民間の旅行会社や海外の観光庁は海外のモニターツアーを募集している場合もあります。
例えば、以下は台湾観光庁の台湾への無料モニターツアーや、JTBのハワイ・イタリア・オーストラリア・沖縄への無料モニターツアーの募集要項です。
その他、代表的な海外滞在手段としてワーホリやWorkaway・WWOOFといったプログラムもありますが、基本的に航空券は自腹になってしまいます。
クラウドファンディングに挑戦する
クラウドファンディングで資金を集めて海外に行くのもありでしょう。
魅力的なリターンを用意しないと十分な資金を集めるのが難しいかもしれませんが、過去のクラウドファンディングのプロジェクトを見ると大したことないように見えるリターンでも意外とお金が集まっていたりします。
見せ方を工夫できれば、上手くお金を集められそうですね。
クラウドファンディングは、インターネットを利用して多数の人から小額の資金を集める方法です。この資金調達手法は、起業家やクリエイターが新しいプロジェクトやビジネスアイデアのための資金を調達するのに役立ちます。プラットフォームを通じて、プロジェクトを支援したいと思う個人が資金を提供し、プロジェクトの成果に応じて報酬や製品を受け取ることが一般的です。
タダで海外に行くメリットは?
ここまで無料で海外に行ける方法を具体的に解説してきました。
海外に行く際の最も高いハードルが、お金です。それが無料になるのは、本当に大きなメリットとなります。
ただし、お金の面以外でも、たくさんのメリットがあることが、様々なやり方で海外に行ってきた経験から見えてきました。
世界中の友達ができること。これが一番大きいです。
友達・家族との旅行では、なかなか現地の人と交流する機会がありませんよね。
一方、無料の海外プログラムに参加すると、渡航先の国の方はもちろんのこと、世界中からの参加者が集まってきています。
ローカルに地元の文化・習慣を教えてもらったり、ローカルの暮らしを体験させてもらったりと、ツアーに参加して観光地の写真を撮るだけで終わってしまう旅行とは全く違う体験ができます。
また、プログラム終了後に世界各地に戻っていくメンバーたちの地元を訪れたり、あるいは日本に彼ら・彼女らが来てくれた際には案内したりと、一生続く世界との繋がりができます。もちろん英語力(語学力)アップにもつながります。
また、こうした経験が、次のプログラム応募や、入試・就活にも役立ちます。
経験がさらなる経験を呼び込むのです。
こうした無料で海外に行ける経験は、世の中にはたくさん転がっているのですが、一か所にまとまっていません。
したがって、一部の限られた人しか情報を得られていないのが現状です。
「きっかけポータル」では、こうした情報格差、それに伴う経験格差の解消に向け、こうした「きっかけ」をポータルサイトとしてまとめて発信しています。
これからも、たくさんの「きっかけ」を発信していきます。
ただし、「きっかけ」を知るだけでは意味がありません。
「知る」の次のステップは「挑戦」です。
挑戦もタダです。
どんどん挑戦を続け、たくさんの面白い経験を積み重ね、人生を豊かなものにしていきましょう。
「きっかけポータル」は、今後も皆さまの挑戦の後押しをしていきますので、引き続きよろしくお願いします。
https://www.instagram.com/kikkakeportal
中学生・高校生でも無料で行けるの?
中学生、高校生でも海外留学に興味のある方も多いと思います。
最近では、海外に修学旅行に行くような学校も増えてきたみたいですが、なかなか金銭面でもマインド面でもハードルが高いですよね。
そんなときに有用なのが、無料海外プログラムです。
中学生向け・高校生向けの無料海外プログラムも実はたくさんあります。ただ知られていないだけです。
外務省や財団などのサポートの下で、渡航費や滞在費、参加費など全て無料で参加できるので、海外初心者でも安心です。
高校生向け・中学生向けのプログラムは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてください↓