日本政府サポートで無料で海外へ!対日理解促進交流プログラムとは?【航空券もホテル代も食費も保険料も無料】
海外に行きたいけど、お金がない。
海外経験があまりないから、留学プログラムに申し込むのが怖い。
そんな若者をよく見かけます。
かつての私もそうでした。
ただ、そうした状況も踏まえ、日本政府はタダで若者を海外に送り出す様々なプログラムを実施しています。
有名なのが「トビタテ!」です。
若者の留学や海外インターンなど、様々な海外での活動を後押ししてくれます。
私も学生時代、トビタテにお世話になったのでトビタテの紹介もしたいところですが、今回はもう少し短期の、日本政府が実施している無料海外プログラムについて紹介したいと思います。
本当に国のサポートで無料で海外に行けるの?
結論から言うと、参加費も、海外への往復航空券も、宿泊費も、食費も、海外旅行保険料金も全て国からサポートしてもらい、無料で海外に行けるプログラムはたくさんあります。
私も学生時代、国のプログラムを利用して無料でアメリカに行ってきました。
現在、日本政府では外務省が主体となり「対日理解促進プログラム」を推進しています。
日本とアジア大洋州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい、派遣、オンライン交流し、日本の政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に関する理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、また、日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し、我が国の外交基盤を拡充します。
外務省
地域ごとに呼び名が異なりますが、コンセプトは同じです。
- アジア大洋州地域:JENESYS (訪中団・訪韓団 含む)
- 北米地域:カケハシ・プロジェクト
- 欧州地域:MIRAI Program
- 中南米地域:Juntos!!
このプログラムでは、国から渡航費・滞在費・食費など全て支給して貰える上に、日本の他大学の友達ができたり、現地で色んな人と交流をして繋がりができたりします。
基本的に期間は短めで、1週間から2週間の短期プログラムがほとんどです。
私が学生時代にカケハシ・プロジェクトに参加し、アメリカ・サンフランシスコに行ってきました。
そこでは、現地の高校や大学を訪れて、高校生たちに日本文化のプレゼンをした上で交流したり、シリコンバレーのスタートアップや日系人の農家を訪れたりと、個人の旅行では絶対に味わえないような貴重な体験をタダですることができました。
訪れた高校は、ヒスパニック系移民・難民の学校で、スペイン語を話す生徒がほとんどの学校。
再選したトランプ大統領が、メキシコとの国境に不法移民流入防止のための壁の建設を再開すると言っていますが、アメリカの移民・難民問題を実感することができる良い機会でした。
また、色んな面白い日本人メンバーと出会えたことも大きな財産です。
募集対象・要件は?何人参加できる?倍率は?
参加対象は、プログラムにより異なります。
高校生・高専生から参加できるものもあれば、大学生(学部生)や院生(修士)だけのもの、博士や若手社会人まで参加できるものまで様々です。
よく募集要項を確認しましょう。
また、募集人数も様々です。数名~10名程度の募集もあれば、何百人も一気に募集する場合もあります。
当然、募集人数の多いプログラムは倍率も低めですが、数名しか募集していなプログラムは倍率高めです。
書類審査だけでなく、面接がある場合も(私が参加した際には対面で面接がありました)
ただし、応募はタダなので倍率は気にせずどんどん応募しましょう!応募しなければ絶対に参加できないので。
どうやって応募するの?
日本政府(外務省)が実施しているプログラムですが、なぜか外務省では積極的に募集を発信していません。
したがって、募集を探すのも一苦労です。
大学の国際課/留学センターのようなところに小さく掲示がある場合もあるので、こまめにチェックしましょう。
また、外務省から運営を委託されているJICEやJTB、AFS、日韓文化交流基金、日本中国友好協会のHPで募集がかかっている場合もあります。
ただし、これだけたくさんの情報を横断的にチェックするのは大変です。
きっかけポータルでは、最新の募集情報を常にチェックし公式HPや公式Xで発信しています。
貴重なきっかけを見逃さないよう、ぜひSNSをフォローしておくようにしましょう↓
現在募集中のプログラムは?
2024年内の募集は以下です。最新情報はきっかけポータルHPメニューの「プロジェクトを探す」、あるいは公式Xでご確認ください。
2024年11月-12月は、韓国、パプアニューギニア、日本、カナダ、アメリカへ無料で行けるチャンスです!
他にも無料で海外に行けるプログラムはあるの?
今回、日本国のサポートで無料で海外に行けるプログラムを紹介しましたが、実は知られていないだけで他にもたくさんの無料海外プログラムがあります。
私は学生時代から社会人時代にかけて、10か国以上に無料で渡航しています。
知らないだけでチャンスを逃してしまうのはもったいない!
若ければ若いほどチャンスは多く、得られる経験も大きなものとなります。
きっかけポータルを通じて、金銭面を気にせずたくさんの海外経験をしていきましょう↓
過去の対日理解促進プログラムにはどんなものがあったの?
過去の募集情報を知っておくと、来年に備えた準備を早めにできます。
早めに準備すればするほど、合格率も上がります。ぜひどんな募集があったか確認しておきましょう!