無料で北極航海へ!おしょろ丸 公開実習(北極航海乗船実習および事前乗船実習)参加者募集
概要
北海道大学水産学部附属練習船おしょろ丸 公開実習(北極航海乗船実習および事前乗船実習)
文部科学省環境技術等研究開発推進事業費補助金事業「北極域研究強化プロジェクト(ArCS III)」における人材養成・人材育成活動の一環として、北海道大学水産学部附属練習船おしょろ丸に乗船し、海洋物理・化学観測、プランクトン・魚類等の採取、鳥・哺乳類などの目視調査等を行い、北極海の海洋環境や生態系を理解するとともに、北極圏の歴史や文化を学びます。
北極域の自然科学・人文科学の研究者を目指す学部学生だけでなく、企業・行政・教育・NPOなどの様々な社会活動を通じて、直接的・間接的に北極域の諸問題の解決や北極域に関する知識の普及に今後積極的に関わりたいと考えている学部学生の応募を歓迎します。
- 授業科目名・単位数
所定の要件を満たすことにより、以下の北海道大学水産学部の単位(計5単位)が認定されます。
特別実習Ⅰ(北海道・東北沖洋上実習):1単位特別実習Ⅱ(北極航海乗船実習前半):2単位特別実習Ⅱ(北極航海乗船実習後半):2単位
※上記3科目の一部のみを受講することはできません。
※北海道大学で取得した単位が、受講者所属大学の単位として認定されるか否かは、受講者所属大学の判断になります。各自事前に確認をおねがいします。
- 担当教員
北海道大学大学院水産科学研究院 野村大樹 ・ 松野孝平
上野洋路北海道大学大学北極域研究センター 大西富士夫
- 実習日程・実施場所
本公開実習は、事前乗船実習と北極航海乗船実習より構成されます。
事前乗船実習(北海道・東北沖洋上実習)
北極航海乗船実習の前に、船上生活、海洋観測の基礎および安全確保を学ぶため、事前乗船実習としておしょろ丸の航海に参加します。
日時(2026 年) 内容 2月25日 午前:北海道大学函館キャンパス(函館市港町3−1−1)集合午後:おしょろ丸乗船・函館出港 2月25日−3月4日 北海道・東北沖洋上実習 3月4日 函館帰港・下船・解散 |
※事前乗船実習への参加は、北極航海乗船実習参加の必須要件となります。
北極航海乗船実習
公開実習参加学生が日本からノームまで移動する際には、担当教員および社会人参加者が同行します。
日時(2026年) | 内容 |
7月8日 | 羽田/成田空港集合、空路で米国へ |
7月9−12日 | ノーム着、コミュニティー集会、オリエンテーション等、おしょろ丸乗船 |
7月13日−8月3日 | おしょろ丸ノーム出港、北極海での洋上実習 |
8月3日 | おしょろ丸函館帰港、解散 |
※事前乗船実習・北極航海乗船実習ともに、日程等が変更になる可能性があります
公開実習報告会
実習終了後、秋冬ごろに報告会の実施を予定しています。
締切
2025/11/14
ベネフィット
参加者負担
- 事前乗船実習参加に必要な交通費(函館までの往復)および宿泊費(前泊等する場合)
- 事前乗船実習におけるおしょろ丸乗船中の食費・シーツ代等:7,000円程度
- 米国B1/B2ビザ取得費用:185ドル(2025年7月現在)+大使館・領事館との往復旅費
- 海外旅行保険料(北極航海乗船実習向け):2−3万円程度
主催者負担
- 北極航海乗船実習に必要な交通費(自宅→ノーム、函館→自宅)、宿泊費等
- 北極航海乗船実習におけるおしょろ丸乗船中の食費・シーツ代等
対象・条件
本実習への申込時および参加時において、国立・公立・私立大学に在籍する学部学生となります。北極域の自然科学・人文科学の研究者を目指す学生だけでなく、企業・行政・教育・NPOなどの様々な社会活動を通じて、直接的・間接的に北極域の諸問題の解決や北極域に関する知識の普及に今後積極的に関わりたいと考えている学生の応募を歓迎します。乗船中は相部屋での共同生活となり、集団行動が求められます。定員は8名程度とします
公式HP・申し込み先
https://www.arcs3.nipr.ac.jp/news/1530