UNESCO Youth for Peace 2026募集|25〜45歳対象・地域活動に1万ドルの資金支援

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地域プロジェクトの活動資金として1万米ドル。選ばれるのは世界から50名。

UNESCOが、2026年度の「Youth for Peace: UNESCO Intercultural Leadership Programme」の参加者を募集しています。

対象は、異文化対話、社会的包摂、平和構築、地域活動などに取り組む25歳から45歳までのリーダーです。

オンライン研修やメンタリングを受けながら、自分の地域で6か月間のプロジェクトを実施。活動計画が承認されると、実施資金として1万米ドルが提供されます。

2026年のテーマは、「Human Connection and Dialogue in the Age of Artificial Intelligence」。日本語にすると、「人工知能時代における人間のつながりと対話」です。

AI、偽情報、ヘイトスピーチ、オンライン上の分断、アルゴリズムの偏り、デジタル格差。こうした課題に対し、異文化対話を使って具体的な活動をつくるプログラムです。

応募締切は2026年7月19日23:59、パリ時間。応募書類、プロジェクト案、プログラム内のやり取りは、すべて英語で行われます。

UNESCO Youth for Peaceとは

UNESCOは、教育、科学、文化、情報・コミュニケーションなどを通じて、平和の構築に取り組む国連機関です。

今回募集されているYouth for Peaceは、異なる文化や立場を持つ人々の間に対話を生み、社会の分断や対立に向き合うリーダーを育成するプログラムです。

単発の国際会議ではありません。

リーダーシップ研修を受ける。地域で活動を実行する。成果を世界の参加者や政策関係者と共有する。学習と実践を組み合わせた、長期型のプログラムです。

2026年のテーマは「異文化対話×AI」

2026年度のテーマは、Human Connection and Dialogue in the Age of Artificial Intelligenceです。

AIによって、言語や国境を越えたコミュニケーションは広がりました。一方で、新たな分断や不平等も生まれています。

公式ページでは、主に以下の課題が挙げられています。

  • 偽情報、ヘイトスピーチ、オンライン上の分断
  • アルゴリズムの偏り、ステレオタイプ、デジタル差別
  • 技術、通信環境、教育、デジタル技能へのアクセス格差
  • AIにおける多様な文化、言語、知識体系の扱われ方

同時に、AIを異文化理解に役立てる方法も考えます。

  • 多言語コミュニケーション
  • 障害のある人を含む情報アクセスの改善
  • 市民参加の促進
  • 文化・言語の保存
  • 紛争予防
  • 国境を越えた協働

技術そのものを研究するプログラムというより、AI時代に人と人との対話をどう守り、広げるかを考える内容です。

募集概要

プログラム名
Youth for Peace: UNESCO Intercultural Leadership Programme

実施機関
UNESCO(国連教育科学文化機関)

選出人数
世界から50名

対象年齢
2026年10月22日時点で25歳以上45歳以下

活動資金
承認された地域プロジェクトに1万米ドル

使用言語
英語

応募締切
2026年7月19日23:59 CET(パリ時間)

応募方法
UNESCOのオンライン応募フォームから申請

公式ページは締切時間を「CET(Paris time)」と表記しています。夏時間との表記差による混乱を避けるため、日本から応募する場合も、7月19日中に提出を終えておく方が安全です。

活動資金1万ドルは個人向けの奨学金ではない

今回の募集で特に目を引くのが、1万米ドルのSeed Fundingです。

ただし、これは参加者個人の生活費や自由に使える奨学金ではありません。

参加者が作成した活動計画が承認された後、地域プロジェクトを実施するための資金として提供されます。

プロジェクトは、以下の条件を満たす必要があります。

  • 2026年度テーマ「AI時代における人間のつながりと対話」に沿っていること
  • 異文化対話を中心的な手法として用いること
  • 地域または国内レベルで実施すること
  • 6か月以内に実施すること

採択された場合は、研修を受けるだけではなく、自ら企画を動かし、成果まで出すことが求められます。

プログラムは3段階

プログラムは、研修、地域での実践、国際発信の3段階で進みます。

第1段階:オンラインでリーダーシップ研修

2026年第4四半期には、オンラインによる準備研修が予定されています。

扱われる可能性があるテーマは、以下の通りです。

  • 異文化リーダーシップ
  • 戦略的コミュニケーション
  • 対立の調停と紛争変容
  • 未来予測と適応型リーダーシップ
  • デジタル技術やAIを活用した対話
  • 地域活動のTheory of Change設計
  • 社会的な成果を測定できるプロジェクトづくり

第2段階:6か月間の地域プロジェクト

2027年前半には、承認された活動計画をもとに、参加者がそれぞれの地域でプロジェクトを実施します。

プロジェクト期間中も、メンタリング、能力開発、参加者同士の学び合いが続きます。

第3段階:世界に成果を発信

応募フォームでは、2027年第3〜第4四半期に、中国・広州で対面のGlobal Youth Dialogue for Peaceが予定されています。

参加者は、地域プロジェクトの成果や学びを共有し、世界各地のリーダー、政策関係者、機関関係者などと意見交換します。

なお、渡航費や滞在費の負担範囲は、公開されている募集ページだけでは確認できません。応募前にTerms and Conditionsで確認してください。

応募資格

応募者には、以下の条件が求められます。

  • 2026年10月22日時点で25歳以上45歳以下であること
  • 自分の分野でリーダーシップを発揮してきた実績があること
  • 異文化対話と社会的なインパクトに取り組んでいること
  • 自分と異なる意見に向き合い、協働して学ぶ姿勢があること
  • 地域社会に良い変化を生み出す可能性があること
  • 研修、地域プロジェクト、対面プログラムを含む全日程に参加できること
  • 英語で専門的なコミュニケーションができること

大学生限定のプログラムではありません。公式募集ページでは、学位や特定の職業を必須条件としていません。

NPO・NGO、教育、国際交流、地域づくり、文化、行政、企業、テクノロジー、平和構築など、さまざまな分野の実践者が対象になり得ます。

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応募に必要なもの

オンライン応募フォームでは、主に以下の情報を提出します。

  • 氏名、生年月日、国籍、居住国などの基本情報
  • 所属する団体やネットワークと、その中での役割
  • 関連するウェブサイトやSNS
  • 応募動機:英語1,800文字以内
  • リーダーシップ実績と、異文化対話・社会的包摂・平和構築への貢献:英語1,800文字以内
  • 英文CV
  • 活動案を紹介する1〜2分の動画リンク
  • AIツールを応募準備に使用したかどうかの申告

動画は、YouTube、Vimeo、Google Drive、OneDrive、Dropboxなどに掲載し、審査員が特別な権限なしで閲覧できる状態にする必要があります。

応募フォームの説明では、動画リンクを2027年1月31日まで有効にしておくよう求められています。

1〜2分の動画で活動案を説明

応募時点で、地域プロジェクトの完成された申請書を提出するわけではありません。

一方で、今年度のテーマに沿った活動案を、1〜2分の動画で紹介する必要があります。

短い動画の中でも、少なくとも以下は整理しておきたいところです。

  • 自分の地域で、どのような分断や課題が起きているのか
  • その課題とAIやデジタル技術がどう関係しているのか
  • 誰と誰の対話をつくりたいのか
  • どのような活動を実施するのか
  • 6か月後にどのような変化を生み出したいのか
  • なぜ自分がこの活動を主導できるのか

大きな国際プロジェクトを提案する必要はありません。公式条件では、地域または国内レベルで実施できる活動が対象です。

応募書類でのAI利用は認められている

今回の募集では、応募準備にAIを利用することが明確に認められています。

アイデアの整理、英語表現の修正、文章をわかりやすくする作業などに、ChatGPTなどのAIツールを使うことができます。

ただし、提出内容は応募者自身の経験、考え、動機を反映していなければなりません。

AIを使用した場合は、応募フォーム上で使用の有無と使い方を申告します。本人による十分な関与が見られない応募は、審査対象外となる可能性があります。

英文を整える補助としてAIを使うことは可能。一方で、経験や活動実績までAIに作らせることはできません。

UNESCOや国連機関の公募は、英語応募と短い募集期間が基本です。

きっかけポータルでは、国連・国際機関のインターン、フェローシップ、若手リーダープログラムなどを紹介しています。

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選考の流れ

選考は、以下の流れで行われます。

  1. オンライン応募
  2. 応募資格の確認
  3. 国際審査員による技術評価
  4. 最終選考

選出される50名のYoung Leadersには、2026年10月中旬までに結果が通知される予定です。

応募フォームでは、選ばれた応募者と補欠候補者にのみ連絡すると案内されています。

このプログラムに合う人

  • 異文化交流や国際理解の活動を継続している方
  • 地域の分断、差別、ヘイトスピーチ、偽情報などに取り組んでいる方
  • AIやデジタル技術と社会課題の関係に関心がある方
  • NPO、教育、地域づくり、文化、メディア、行政、企業などでリーダーシップを発揮している方
  • 研修を受けるだけでなく、自らプロジェクトを実行したい方
  • 英語で世界各国の参加者と議論できる方
  • 2026年後半から2027年後半まで、すべてのプログラムに参加できる方

活動歴の長さだけでなく、異なる立場の人をつなぎ、地域に変化を生み出してきた実績が重要です。

応募前チェックリスト

  • 2026年10月22日時点で25〜45歳か
  • リーダーシップを発揮した具体的な実績があるか
  • 異文化対話、社会的包摂、平和構築と自分の活動の接点を説明できるか
  • 英語で応募書類を作成できるか
  • 英文CVを準備できるか
  • 1〜2分のプロジェクト紹介動画を準備できるか
  • 6か月間で実施可能な地域活動を提案できるか
  • オンライン研修、地域プロジェクト、広州での対面プログラムに参加できるか
  • AIを使用した場合、その使い方を説明できるか
  • 2026年7月19日23:59のパリ時間までに応募できるか
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公式サイト・応募先

応募条件、Terms and Conditions、プログラム日程、応募フォームは、必ずUNESCO公式ページで確認してください。

Youth for Peace: UNESCO Intercultural Leadership Programme 2026

応募締切:2026年7月19日23:59 CET(パリ時間)

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