アジアの高校生と繋がろう!ユネスコ・アジア文化センターアジア太平洋青少年相互理解推進プログラムBRIDGE Across Asia 募集
概要
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センターは、「自分と向き合う、他者を知る、世界に出会う」をコンセプトに日本とアジア太平洋の4か国(モンゴル・韓国・タイ・インド)の高校生が参加する国際協働学習プログラムを実施します!
対話型ワークショップやModel UNESCO(ユネスコ模擬国連:国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の国際会議を模擬した教育プログラム)などの多様な手法を用いて、国・地域の垣根を越えた学び合いと交流を進めていきます。詳細は、以下募集要項・コンセプトノートをご確認ください。他国の高校生との交流に興味がある方、参加をきっかけに国際交流への一歩を踏み出したい方、グローバルな仕事に興味がある方など、皆様のご応募をお待ちしております!
1. プログラム
日本を含めたアジア太平洋の 5 か国の多様なバックグラウンドを持つ高校生が共に学び合うことを目的として協働型学習を行います。具体的には対話型ワークショップやModel UNESCO などの様々な手法を用いることによって、昨今の先が不透明な社会で生きる上で必要となる、答えのない問いを考え抜く力、地球的課題への理解力、問題解決能力、多様性への寛容性、将来へのモチベーションの向上を目指します。
2. 背景
昨今のコロナ禍や国家間の対立など様々な問題と共に社会は不安定化し、不寛容性が蔓延する状況で不確実な時代を生き、将来を担う高校生のエンパワーメントの重要性は増しています。本プログラムではその世代の多様性に対する感度や将来への意欲の向上、答えのない問いを考え抜く力を育むことを目的とします。そのために様々な背景を持つ日本を含めたアジア太平洋の高校生を対象とする主体的・対話的な学びを軸として「自己・他者・社会」への理解を深める国際協働学習を実施します。
3. プログラム目標
本プログラムは参加者の以下の 4 つの能力資質を育むことを目標として定めます。
①考え抜く力
②寛容性
③モチベーション向上
④地球課題に対しての探求心と問題解決能力
本プログラムにおいて多様なバックグランドを持つ参加者同士で明確な答えのない問いを考え抜くことを通じて対話を深めることは、他者を深く理解・共感することに繋がり、多様性への寛容さが養われます。たとえプログラム期間内において明確な答えが出なかったとしても、とことん考え抜いた上での気づきが、今後のさらなる学びや行動に繋がるモチベーションとなります。さらに、プログラムを通じて地球的課題への関心や探求心を高めると同時に、その解決のために必要な能力(問題解決能力・問いを立てる能力・表現力・他者との協働能力)を育みます。
4. 開催日時
2024 年 8 月 1 日(木)、2 日(金)、5 日(月)、6 日(火)、9 月 8 日(日)、14 日(土)の6日間
※上記日程以外に、8・9 月におけるペアまたはグループでの交流・議論・提出課題の作成が含まれます。
※ペアまたはグループでの交流・議論の頻度は、参加者間で話し合って決めます。各ペア・グループによってその頻度は様々ですが、過去の参加者にはチャットを利用した文字情報での連絡に加えて、週 1・2 回程のオンライン打ち合わせの機会を設ける方もいらっしゃいました。
5. 開催場所
オンライン(開会式・ペアまたはグループ交流、対話型ワークショップ 3 回、Model UNESCO)対面形式(9 月 14 日(土) リフレクション(振り返り)・閉会式)
※全日程オンラインでの実施となる可能性もあります。
※9 月 14 日(土)の活動を対面形式で実施する場合は、日本側参加者のみ東京の会場にお越しいただきます。会場の詳細は、ご参加が決定した皆様に別途お知らせいたします。
6. 主催
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
7. 協力
神戸市外国語大学
インド環境教育センター韓国ユネスコ国内委員会タイユネスコ国内委員会
モンゴルユネスコ国内委員会
8. 日程
- 2024 年 8 月 1 日、2 日、5 日、6 日と 9 月 8 日は、自宅等からオンラインで参加
- 2024 年 9 月14日は、日本の参加者は東京に集合
締切
2024/6/9
ベネフィット
アジア太平洋の5か国の高校生とModel UNESCOなどに参加できる
対象・条件
- 日本の高等学校に在籍していること
- 全てのプログラムに積極的に責任感をもって参加できること
- 英語でアジアの高校生とのコミュニケーションが積極的に取れること
- オンライン交流に必要な機材を用意でき、十分なインターネット環境があり、かつパソコンやアプリケーションの操作ができること
- 参加については、在籍する高校の校長許可を得ていること