松下幸之助国際スカラシップ2026募集|月20万円+渡航費補助の人文・社会科学系海外留学助成
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人文科学・社会科学の研究で、アジア、アフリカ、ラテンアメリカに向かう人を支援する奨学金、松下幸之助国際スカラシップ。
対象は、「諸外国との相互理解による国際社会への貢献」に寄与する研究を志す海外留学。学部生、大学院生、研究機関在籍者などが、現地の大学・大学院・政府研究機関に所属して調査研究を行うための助成です。
支給額は月額20万円。渡航費は1往復分相当の補助があります。募集人員は14名程度。
地域研究、国際関係、政治、経済、教育、開発、文化、社会調査など、現地に行って研究する意味が大きい分野とは特に相性があります。
応募受付は2026年6月1日(月)9:00から7月23日(木)17:30まで。応募は電子申請のみです。郵送、メール、FAX、来所での応募は受け付けられていません。
海外留学・研究助成を探している方へ
人文・社会科学系の海外調査研究では、留学先、受入教員、研究計画、推薦書の準備が重要です。きっかけポータルでは、海外留学助成・給付型奨学金・研究助成情報を配信しています。
松下幸之助国際スカラシップとは
松下幸之助国際スカラシップは、公益財団法人松下幸之助記念志財団が実施する日本人向けの海外留学助成です。
目的は、諸外国との交流を促進し、諸外国の発展と真の国際相互理解に寄与する研究を支援すること。対象分野は、人文科学・社会科学の領域です。
単に海外の大学で授業を受けるための奨学金ではありません。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の大学・大学院・政府研究機関に所属し、現地で調査研究を行うことが前提です。
帰国後には、留学研究成果を発表するフォーラムや、ブックレット出版、出版助成につながる機会もあります。研究成果を社会に届けるところまで視野に入れたプログラムです。
募集概要
| プログラム名 | 松下幸之助国際スカラシップ |
| 実施団体 | 公益財団法人 松下幸之助記念志財団 |
| 対象分野 | 人文科学・社会科学領域 |
| 募集人員 | 14名程度 |
| 奨学金 | 月額20万円 |
| 渡航費 | 1往復分相当の補助 |
| 応募受付期間 | 2026年6月1日(月)9:00〜7月23日(木)17:30 |
| 書類選考 | 2026年9月上旬 |
| 面接選考 | 2026年9月19日(土) |
| 採否通知 | 2026年10月中旬 |
| 渡航開始時期 | 2027年2月中旬予定の認定式後から2028年3月までに出発 |
| 応募方法 | 電子申請 |
支給開始は、入学許可証または受入許可証、入国査証の提出後です。奨学金は原則として3か月ごとに、本人名義の日本国内銀行口座へ振り込まれます。
助成対象|アジア・アフリカ・ラテンアメリカでの調査研究
助成対象となるのは、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の大学・大学院・政府研究機関に所属して行う調査研究です。
募集要項上の対象地域は、以下のように整理されています。
- アジア:西アジア、中央アジア、モンゴル、インドネシアまで
- アフリカ:アフリカ大陸と周辺の島嶼部
- ラテンアメリカ:メキシコ以南、カリブ海地域を含む
注意したいのは、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ研究であっても、米国、欧州、オーストラリアなどへの留学・研究は対象外とされている点です。
現地の大学、大学院、政府研究機関に所属して調査研究を行うことが基本です。申請時には、留学先の大学と受入教員を決めておく必要があります。
2つのカテゴリー|学部生と大学院生・研究機関在籍者
松下幸之助国際スカラシップには、2つのカテゴリーがあります。
| カテゴリー1 | 学部生の留学助成 |
| カテゴリー2 | 大学院生・研究機関在籍者の留学研究助成 |
カテゴリー1:学部生
応募時と助成期間中に、日本の大学に学部生として在籍している方が対象です。
支給期間は9か月または12か月です。所属大学の交換留学制度を活用することも可能です。
学部生としてこの留学助成の対象となった方は、大学院などに進学した場合、再度応募できます。
カテゴリー2:大学院生・研究機関在籍者
応募時と助成期間中に、日本の大学・大学院、または研究機関に、学生・教員・研究員として在籍している方が対象です。
支給期間は1年から2年です。学修や研究の都合に応じて、3か月単位で設定できます。
大学院生だけでなく、研究機関に在籍する教員・研究員も対象に含まれます。
奨学金・渡航費
奨学金は月額20万円。
この月額20万円には、生活費、入学金、授業料、書籍代など研究に必要な諸経費、保険料などが含まれます。
渡航費については、1往復分相当の補助があります。支給額は渡航先や地域によって異なり、財団規定に基づいて設定されます。
なお、奨学金受領時には、3か月ごとに近況報告が必要です。留学・研究期間終了後1か月以内には、成果報告書と会計報告書も提出します。
応募資格|40歳未満・日本国籍または永住者が対象
主な応募資格・条件は以下の通りです。
- 日本国籍を有する方。ただし、海外在住者は対象外
- 日本国に永住を許可されている方
- 2026年4月1日時点で40歳未満の方
- 留学・研究する大学等で研究を進めるために十分な語学力がある方
- 認定式出席後から2028年3月までに留学研究を開始できる方
- 留学を目的とする他の奨学金を受給していない方
応募時点で海外在住の方は対象外です。日本国籍がなくても、日本で永住を許可されている方は応募できます。
また、語学の習得を主目的とする留学は対象外です。研究を進めるための十分な語学力があることが求められます。
留学先・受入教員は申請時点で決めておく必要あり
申請時には、留学先の大学と受入教員を決めておく必要があります。
「国は決まっているが、大学や受入教員は未定」という状態では、申請が難しくなります。
松下幸之助国際スカラシップは、海外での現地調査や研究を支援する制度です。どの機関に所属し、誰のもとで、何を研究するのか。ここを具体化してから応募する必要があります。
語学留学は対象外
語学の習得を主な目的とした留学は対象外です。
対象となるのは、人文科学・社会科学領域における調査研究です。語学力は、研究を進めるための手段として求められます。
語学を学びたいという理由ではなく、現地で行う研究や調査の必要性を説明できることが重要です。
他の奨学金との併給に注意
FAQでは、留学を目的とする他の奨学金を受給していないことが条件とされています。
他の奨学金と併願している場合は、結果が判明した時点で財団に相談する必要があります。
すでに別の留学奨学金の受給が決まっている方は、応募前に条件を確認しておきましょう。
応募方法|電子申請のみ
応募は、財団ホームページの申請システムから行います。
電子メール、郵送、来所、FAXによる応募は受け付けられていません。
申請システムでは、メールアドレスを登録し、画面の案内に従って必要事項を入力します。推薦書は所定様式をダウンロードし、捺印済みまたは署名済みの書類をスキャンしてPDFファイルとして添付します。
下書き保存だけでは提出完了になりません。提出用URLからログインし、「提出する」まで完了する必要があります。提出後は、受付番号が付与された通知メールの受信も確認しましょう。
推薦書について
推薦者は、指導教員または関連分野の専門家から選びます。
推薦書には指定様式があります。日本語の推薦書は所定のWord様式を使用します。英文の推薦書を提出する場合は別様式も使用できますが、必ず1ページ以内に収める必要があります。
推薦書は、申請直前に依頼して間に合うものではありません。受入教員との調整、研究計画の整理、推薦者への依頼は早めに進めておきましょう。
選考方法・スケジュール
選考は、書類選考と面接選考で行われます。
| 応募受付 | 2026年6月1日(月)9:00〜7月23日(木)17:30 |
| 書類選考 | 2026年9月上旬 |
| 面接選考 | 2026年9月19日(土)。書類選考合格者のみ |
| 採否通知 | 2026年10月中旬 |
| 認定式 | 2027年2月中旬予定。大阪市内 |
| 渡航開始 | 認定式出席後から2028年3月まで |
面接選考はオンラインで実施予定です。事前に接続テストも予定されています。
採否の結果は10月中旬に電子メールで通知されます。選考結果の理由については、問い合わせできません。
奨学生の義務
奨学生には、いくつかの義務があります。
- 3か月ごとの近況報告
- 留学・研究期間終了後1か月以内の成果報告書提出
- 会計報告書の提出
- 2027年2月中旬予定の認定式への出席
- フォーラムなど、財団が行う関連行事への参加
申請書類に虚偽があった場合、留学・研究先で除籍された場合、奨学生としてふさわしくない行為があった場合、義務を怠った場合などには、奨学金の停止や返納を求められることがあります。
どんな研究に向いている?
松下幸之助国際スカラシップは、人文科学・社会科学領域の海外調査研究に向いています。
たとえば、以下のようなテーマと相性があります。
- アジア、アフリカ、ラテンアメリカの地域研究
- 開発、教育、貧困、保健、ジェンダー、移民などの社会課題
- 政治、行政、公共政策、国際関係
- 経済発展、産業、労働、市場、農村社会
- 文化、宗教、言語、歴史、思想
- 現地大学や政府研究機関に所属して行うフィールド調査
重要なのは、「その地域で研究する必要があるか」です。対象地域について日本や欧米で文献研究をするのではなく、現地の大学や研究機関に所属して調査研究を行う計画が求められます。
応募前チェックリスト
- 研究分野が人文科学・社会科学領域に該当するか
- 留学・研究先がアジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国にあるか
- 現地の大学・大学院・政府研究機関に所属して調査研究を行う計画か
- 留学先の大学と受入教員が決まっているか
- 2026年4月1日時点で40歳未満か
- 日本国籍、または日本の永住資格があるか
- 応募時点で海外在住ではないか
- 語学習得を主目的とした留学ではないか
- 研究を進めるのに十分な語学力があるか
- 推薦書を依頼できる指導教員または専門家がいるか
- 2026年7月23日(木)17:30までに電子申請を完了できるか
公式サイト・応募先
募集要項、推薦書、申請システム、FAQは、必ず公式サイトで確認してください。
応募受付期間:2026年6月1日(月)9:00〜7月23日(木)17:30
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