返済不要の奨学金!米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金:学費、渡航費、滞在費、その他経費など支給
概要
渡邉利三寄付奨学金は、1学期間から1年間に渡る、米国または日本への留学を希望する大学生・大学院生に給付される財政援助です。渡邉利三財団の渡邉利三会長が米日カウンシルに寄贈した1,000万ドルの寛大な寄付金を資金源とし、財政援助なしには留学ができない学生に奨学金を給付いたします。
本奨学金では、申請者が選択した交換留学プログラム等の参加費用を最大全額給付します。給付額は、申請者の経済状況および他の資格に基づいて決定されます。
1学期間または1年間の、米国または日本への留学を希望する大学生に給付される学資援助です。渡邉氏の寄付金は、リーダーとしての素質があり、同奨学援助がなければ留学は不可能である日本人や米国人学生に奨学金を給付します。初年度である2016-17年のプログラムでは、米国に留学する日本の大学生を受給対象者とします。翌年度以降には、日本に留学する米国人学生も支援していく予定です。
この奨学金は、渡邉氏自らの経歴を踏まえ、実現したものです。同氏は、学生時代に日本政府の奨学制度を活用し、後に別の学費援助も受け、名誉ある奨学金の受給者として米ブランダイス大学への留学を果たしました。人生の転機となる海外経験を経た同氏は、米国等の国々で大規模な国際事業を展開する日本企業Nikkenでキャリアを確立しました。そして「恩送り」をしたいという気持ちから、同氏は2015年末、本奨学金設立に向けて米日カウンシルに自己資金1,000万ドルを寄贈しました。奨学金なくしては留学が不可能という学生に留学の機会を与えたいというのが同氏の願いです。
「米日カウンシルの取り組みには感銘を受けています。人と人とのつながりに対する尽力は称賛に値するものです。」と渡邉氏は述べました。「米国に留学して目標を達成できたのは、奨学金の出資者や運営者の方々が私の持つ可能性を信じてくれたからです。私も同じように学生を支援し、世界を知る機会を提供したいと考えています。」
「渡邉氏からの極めて寛大かつ永続的なご寄付に心より感謝しております。」と、米日カウンシルのアイリーン・ヒラノ・イノウエ会長は述べました。「日米の数多くの学生を支援し、日米関係の次世代リーダーを育成できると期待しています。」
締切
2024/2/19
ベネフィット
学費、渡航費、滞在費、その他経費など支給
対象・条件
- 日本の国籍、または永住権保有者である
- 現在の在籍校で良い成績を保持している
- アメリカへの交換留学、または学位取得を目的とした留学をする方。 応募時大学に申請中のため進学先が未定の場合、又はすでにアメリカで在学中の場合も応募可。ただし、語学留学は対象外。)
- 留学するにあたって財政援助の必要性を証明できる
- (優遇)ひとり親家庭出身者、または孤児
- (優遇)家族の中で初めて大学へ進学する方(ファーストジェネレーション)
- (優遇)留学や滞在など、国際経験が無い方
- 学部生優先。学院生や学位の取得を目的とした留学生(Degree-seeking student)も申請可能。