フィリピン語学留学、そしてマレーシアの学部正規留学へ-海外へ踏み出したYさんの体験談

高校卒業後、セブへ。マレーシア進学を前に挑んだ1か月

 今回はインタビューを引き受けて下さりありがとうございます。まずは簡単に自己紹介よろしくお願いします。

Yさん

よろしくお願いします。Yです。大阪府出身で、2025年の3月に高校を卒業しました。7月からはマレーシアの大学に進学しています。

 では、今回参加されたプログラムについて教えてください。どんな内容だったのでしょうか?

Yさん

フィリピンのセブ島にあるラプラプセブ国際大学での1か月間の短期留学です。授業は基本英語で、グループ授業が中心でした。

 フィリピンでの留学に挑戦しようと思ったきっかけは?

Yさん

7月からのマレーシアの大学進学にあたり、それまでに英語で何かを「学ぶ」という経験をしたことがなかったんです。だから、大学進学前にセブでその体験をしておきたいと思い、行くことに決めました。

 このプロジェクトはどのように知ったのでしょうか?

Yさん

中1のコロナ直前にも家族でセブに留学していて、その時に知り合った日本人担当者とつながっていたので、その方に相談したのがきっかけです。 特に選考はなかったですが、到着後に英語のレベルに応じてクラス分けがありました。私はCFELレベルB2のクラスに入りましたが、B1〜B2が多かった印象です。

英語を学ぶのではなく、英語で学ぶという観点、大切ですね。グループ授業が多いと、友達もたくさんできそうで良いですね。

なぜ海外進学?“旅する先生”との出会いが人生を変えた

 次に、Yさんのバックグラウンドについてお聞きしたいと思います!これまでにも留学経験がおありのようですが、英語を学び始めたきっかけは何ですか?

Yさん

 両親が海外好きで、家族でよく旅行に行っていたんです。中学校に入ってから、英語の先生との出会いが大きかったですね。その先生は大学卒業後世界中を旅していて、旅での思い出をすごく生き生きと話してくださって。話を聞いて「自分もそんなふうに海外に行きたい」と思ったのが、英語を本格的に勉強し始めたきっかけです。

これまでの取り組みについて教えてください。

Yさん

高校では部活と勉強で忙しかったんですが、高3から本格的に課外活動を始めました。「おおさかグローバル塾」という大阪府主催の海外進学推進プログラムに参加して、イギリスに行ったり、プレゼンの経験も積みました。あと、Hello-Expo国際交流プロジェクトでイタリアの社会課題をテーマにしたコンペにも出ました。

旅の話を生き生きと話している方が近くにいるだけで、刺激的ですよね。そこからたくさんの挑戦もされていて、活動的ですね。

そこからマレーシアの大学に進学を決めた理由は何だったのでしょうか?

Yさん

高校受験時に、第一志望の公立高校に落ちて、日本の大学受験が自分には合わないと感じたことが大きいです。また、将来は海外で働きたいという思いがあって、英語で学位を取った方が近道かなと。それをきっかけにして、海外大進学を考え始めました。

マレーシアは距離的にも近くて、多文化・他宗教な環境も魅力でした。イギリスやオーストラリアの大学の分校もあって、学費も本校より安いということを知り、マレーシアに決めました。

将来、海外で働くにあたって、大学から海外に行こうと思える決断は素晴らしいです。大学受験の仕組みもマレーシアと日本とでは全く異なると思いますが、無理に日本のやり方に合わせるのではなく、自分に合った方式で挑戦するというのは何事においても生かせそうな成功体験ですね。

1日のスケジュールから授業内容まで、リアルな留学体験レポート

続いて、フィリピンでの留学プログラムについてより詳しく伺いたいと思います! 1日のスケジュールはどんな感じだったのでしょうか?

Yさん

 朝7時に起きて、8:30から1限目が始まります。1.5時間の授業が4コマあり、メインの授業が終わると希望者はバディ制度で現地大学生と1時間話したりゲームをしたりしました。

その後は夕食、宿題をして、23時ごろ就寝という感じです。休日はマリンアクティビティや観光に行ったりもしました。

参加者の層についても教えてください。

Yさん

 私が行った時期は、参加者の9割が日本人でした。他にはベトナム、香港、台湾、韓国からの学生もいました。

授業ではどんなことをしましたか?

Yさん

 プレゼン、ディベート、伝統菓子づくりといったアクティビティもあって、飽きずに楽しめました。特に印象に残っているのはやっぱりマンツーマン授業ですね。他の国のプログラムよりも挑戦しやすいと思います。英語力も確実に伸びましたし、南国のフルーツ、特にマンゴーがすごく美味しかったです。

それと、語学学校の食事は運営している国によって違うので、食事にこだわる人は事前にチェックした方がいいと思います。例えば、韓国系の語学学校では、韓国風の料理が多く出たりします。

様々な国の友達ができるもの留学で面白いポイントですよね。座学だけでなく、色々なアクティビティがあるのも良いですね。

授業で作ったマンゴーフロート

英語で“学ぶ”最初の一歩に。迷っている人にこそ届けたい

 最後に、このプログラムはどんな人におすすめですか?

Yさん

 「英語で何かを学ぶ経験」をしてみたい人におすすめです。セブは挑戦のハードルが低いので、初めての海外留学にも向いていると思います。

  今後、挑戦したい人にメッセージをお願いします。

Yさん

 迷っているなら、まずは一歩踏み出してみるのが大事だと思います。セブでの体験があったからこそ、自信を持ってマレーシアの大学に進学できています。こうした「きっかけ」を掴むためにも、きっかけポータルを通じてぜひアンテナを張り、どんどん挑戦してほしいですね。

きっかけを掴むためにまず一歩踏み出してみるというのは、本当にその通りですね。実際に皆さんがきっかけポータルを通じて挑戦された経験をお聞きするのは、私たちにとっても大きな原動力になっています。

これでインタビューは以上になります。本日は貴重なお時間をありがとうございました!

きっかけポータル経由でもそうでないものでも、皆さんが掴んだきっかけとその挑戦について、インタビューを受けて下さる方を募集中です。きっかけポータルのXインスタのDMにてぜひご連絡ください!

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