交通費支給!模擬アフリカ連合 参加者募集:アフリカに興味ある高校生・大学生必見
概要
―模擬アフリカ連合会議について
模擬アフリカ連合(AU)会議は、大学生が中心となる模擬AU実行委員会が、JICA、UNDP(国連開発計画)、上智大学(予定)等の共催を得て、今年初めて開かれる大会です。
―大会コンセプト
みなさんはアフリカについてどの程度ご存知でしょうか。日本から遠く離れた大陸、というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
日本とアフリカの関係の歴史は長く、双方の社会・経済の結びつきは拡大し続けています。日本政府、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行およびアフリカ連合委員会(AUC)が共催するアフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development:TICAD)は、1993年から日本とアフリカの両方にて開催され、2025年には9回目を迎えます。気候変動や紛争、金融不安などグローバルな課題が複雑化する中、2050年にはアフリカの人口は世界人口の4分の1を占めると予測され、国際社会においても発言力を増すアフリカとのパートナーシップを考えていくことはますます重要になっています。
また、アフリカの持続可能な成長に向けた革新的なアイデアについて議論し、3つの専門技術委員会(STC)に参加します。
- STC on Finance, Monetary Affairs, Economic Planning, and Integration: “Youth engagement for Africa’s solidarity in the global economy.”
- STC on Youth, Culture, and Sports: “Youth for political reformation.”
- STC on Education, Science, andTechnology: “Building self-sustaining wealth and digital infrastructure for youth in Africa.”
模擬AUは、2025年に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を見据え、若者が主体的にアフリカ諸国の持続可能な発展とパートナーシップについて考える初めての試みです。
―アフリカ連合(AU)とは?
アフリカ連合(African Union)は、アフリカ55の国・地域が加盟する世界最大級の地域機関です。エチオピアの首都アディスアベバに本部が置かれ、アフリカの政治的・経済的統合の実現と紛争の予防解決を目的としています。AUが発足した(アフリカ統一機構より発展改組)2002年から、日本政府は常駐大使を任命し、閣僚を出席させるなど、AUとの繋がりを重視してきました。AUの側でも、2010年からTICAD会議の共催パートナーになるなど、相互に関係強化が図られています。
―模擬AUとは?
今年初開催となる模擬AU会議では、模擬国連と同様、学生がアフリカ諸国の代表の立場となって話し合いを行います。あらかじめ決められた議題に沿って、自国(自分自身が代表する国)の利害を加味しながら他国と交渉を重ね、複雑な問題について議論していきます。今回の模擬AUでは30以上のアフリカ諸国を各グループに割り当て、アフリカ諸国の経済・社会・平和について話し合います。また、各グループには割り当て国出身のアフリカからの留学生や研修生などがメンターとなり、情報収集や議論形成に一緒になって取り組むほか、各国の在京大使館からもアドバイスを受ける予定です。
―2024の議題
2024年の模擬AU会議の議題は『 グリーンエコノミー・気候変動 』です。アフリカ各国と国際課題について、日本およびアフリカ出身の仲間と真剣に学び、熱く議論する模擬AUに、あなたも参加してみませんか?
締切
2025/04/13
ベネフィット
模擬アフリカ連合会議に参加できる(遠方から参加の場合は交通費支給)
対象・条件
・2025年6月から8月までの会議期間中、参加が可能な高校生及び大学生以上の方。
・アフリカに関心のある高校生及び大学生以上の方。
・会議を円滑に進行するために十分な英語または日本語能力を持つ高校生及び大学生以上の方。
申し込み先
https://www.jica.go.jp/africahiroba/info/press/2024/1536970_52706.html