返済不要で200万円！国際開発機構(FASID)奨学金募集！博士対象

2024年2月2日 2024年2月2日

きっかけ

概要

一般財団法人国際開発機構(FASID)は、国内外の国際開発関連分野で博士の学位取得を目指す日本人人材への支援を通じ、高度なレベルの人材育成の促進を目指しています。このたび、国内/海外の大学院博士課程で学ぶ奨学生を募集します。

１．趣旨・育成する人材像
博士の学位取得をめざし、将来国際開発関連分野において実務者として活躍する意思のある人材。
２．対象分野
地球規模の課題を含む国際開発研究分野。
但し、特定技術分野の個別研究（農業、建築、医療技術等）、欧米等先進諸国および本邦を研究対象・地域としたものは対象外です。
３．採用予定数と対象者
（１）採用予定数：若干名。
（２）対象者：博士の学位取得を目的とする方。
＊５年一貫制博士課程は、年次によらず対象に含みます。
＊新入学/既入学者いずれも対象です。

修学機関、奨学期間
（１）修学機関
日本国内および海外の国際開発関連分野の大学院
①応募者の希望をもとに当財団の承認した機関とします。
２０２３年度（２０２４年度支給開始）FASID 奨学金プログラム募集要項
②修学機関および研究テーマは、応募時の申請内容から原則変更できません。
＊MPhil 等（名称が異なっても）、PhD 等へ編入しないと博士の学位が取得できない課程は、本プログラムの修学機関対象外です。
（２）奨学期間
本プログラムによる支援最長３年間（学年）。
そのうち今般募集選考による支援は、１年間（明確な学年の定義がない場合は、１２ヶ月を１学年とみなします）。
①博士の学位取得にあたり、正規教育課程に在籍する、最短期間。
（事前に行われる語学研修期間等は対象としません。）
②２０２４年４月１日から２０２５年３月３１日迄の「新たな学年となる月」から１年間（１２ヶ月）以内。
（奨学生候補者のうち、２０２５年３月３１日迄に正規教育課程に在籍し、当財団に在籍証明書提出他、所定の修学を開始出来ない方は、奨学生候補者の資格を失効します。）
（３）奨学期間の継続
１年間（１学年）を越える支援については、１年間毎の継続申請を経て、最長３年間の支援を受け得るプログラムです。

締切

2024/02/05　正午

ベネフィット

（１）奨学金の額
年額上限２００万円。
大学院在籍期間に応じ、当財団の定めにより支給します。
（２）支援の内容
「給付型」
当財団が承認した研究計画における修学及び研究遂行に必要な次に掲げる費用。
①大学納付金：修学機関に納める入学金・授業料。
②研究費（月額定額５万円）。
＊大学納付金は原則として、入学金・授業料のみが支援対象です。納付が必須な費用であっても、対象とならない費用があります（例：施設料等）。最終的には明細書等から当財団が判断いたします。
＊学生健康/障害保険料、同窓会費等は、研究費からの支出対象です。

対象・条件

以下のすべてを満たす方
（１）大学院在籍者または当財団が承認した大学院から入学許可を得て、２０２５年３月３１日迄に正規課程において修学を開始する計画の方。
（２）日本国籍（外国籍保有者を除く）。
（３）博士号取得後は、国際開発関連分野の実務者として働く意思のある方。
＊休学：支援希望期間に休学予定を含む方は、上記すべてを満たしても応募できません。
（休学中応募は可能。ただし、支援開始希望年次（学年暦）開始日迄に正規課程への復学が必要です｡）
＊修学機関（含予定）が MPhil 等の方は、応募できません：名称が異なっても、PhD 等へ編入しないと博士の学位が取得できない課程は同様です。複数大学院に応募・出願し、MPhil 等を含む場合は、応募可能です。
＊支援期間中の就業について：国際開発分野はフィールド・実務と密接な関係があります。本プログラムでは育成する人材像の観点から、就業しつつ学究を深め、博士の学位取得に取り組む方も、支援の対象に含みます