無料でメキシコへ!日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画:外務省・メキシコ政府奨学金
日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 専門コース
1 目的
日墨両国の戦略的グローバル・パートナーシップの強化に貢献できる人材の育成を目指し、メキシコにおいて研究・研鑽を積む機会を提供するものである。なお、本研修計画は、1971年に発足した両国政府による研修生・留学生の交流プログラムであった「日墨交流計画」を基に両国の戦略的グローバル・パートナーシップをより一層強化する観点から2010年にコース内容の変更を行ったもの。
2 募集人数
スペイン語・メキシコ文化コースと合わせて計20名程度(予定)
3 コース概要
- (1)派遣予定期間:2024年8月中旬から2025年7月下旬
- (2)メキシコ国家人文科学技術審議会(CONAHCYT)修士課程奨学金システム(SNP:Sistema Nacional de Posgrados)(スペイン語)に登録されているメキシコの大学、大学院等の研究機関において、文系、理系の専門分野の授業を履修する。受入機関からの受入証明書は自ら取得すること。なお、学費が8,000ペソ/学期を超える場合は、超過分は各研修生の自己負担となる。大学等における専門分野の授業受講に必要なスペイン語能力(注1)が求められる。
(注1)メキシコ国立自治大学(UNAM)外国人のためのスペイン語コース(CEPE)
中級(Intermedio2)修了レベル以上
- (3)大学等における専攻・研究分野:文系、理系のあらゆる分野を対象とする(ただし、大学等における授業の履修にあたっては、両国の戦略的グローバル・パートナーシップの強化に資する分野を専攻することが奨励される)。
(参考)
- (4)本研修終了後、SNPに登録されているメキシコの大学院において正規の修士課程コースの履修を希望する者については、以下の条件を満たしていれば引き続きCONAHCYTから奨学金を得て、修士課程コースを履修することができる(最大2年間)。この場合、CONAHCYTの修士課程奨学金プログラムに申請する必要がある。
- 本研修計画で一定の語学力(注1)を取得していること。
- 受入機関から正規修士課程への受入れ許可を取得していること。
- 帰国のための航空賃は自己負担。
- 大学院等の研修機関で研修を行う場合、各自にて希望研修先の指導教官からの受入同意を得たうえで受入許可書を入手し、外務省中南米局中米カリブ課まで提出する必要がある。
- (5)メキシコ到着後、メキシコ国立自治大学(UNAM)の外国人のためのスペイン語コース(CEPE)にて実施されるスペイン語能力判定試験を受ける必要がある。同試験において一定のレベル(注1)に達していないと判定される場合は、研修当初、同大学のスペイン語コースにて語学研修を行う。
- (6)研修生はメキシコ到着後、在メキシコ日本国大使館及びCONAHCYTによるオリエンテーションに参加すること。
- (7)研修生はメキシコ到着後、奨学制度の開始手続き、奨学金の申請、メキシコで開設する銀行口座の登録等を行う。
- (8)研修期間中、全ての研修生は、CONAHCYTに対し、定期的(3か月毎)に研修活動報告書を提出し、各受講コースにおいて良好な成績を修めることが求められる。各研修生がメキシコで所属する教育機関の規則を遵守しない場合は、CONAHCYTの決定により奨学金の停止もあり得るので注意すること。
- (9)CEPEではスペイン語の授業の他に履修したメキシコ文化の授業やその他の授業・ワークショップについては然るべく出席し、最後まで全うすることが求められる。
- (10)研修に関する詳細(奨学生の義務など)については、CONAHCYT奨学金規則(スペイン語)DOF - Diario Oficial de la Federación(PDF)及び「誓約書」を参照すること。(出願時の提出は不要)
4 インターンシップ制度
上記コースの受講者のうち、下記の条件を満たす希望者は、メキシコの公的機関、研究機関及び企業等において、一定期間(1か月から6か月程度)のインターンシップの実施を認められる。
- (1)一定のスペイン語力(注1)を有すること
- (2)インターン先での明確な研修計画を有していること
- (3)受入機関からの受入証明書を自ら取得すること
- (4)上記(1)から(3)までの条件を満たした上で、CONAHCYTの許可を得ること。なお、インターンシップを行う場合であっても、受入れ団体から給与等の手当を受け取ってはならない。
5 メキシコ政府による給付内容(注2)
- (1)滞在費:毎月、月額14,852.39ペソを支給。
- (2)授業料:入学金、授業料を支給。ただし対象となるコースは本奨学金プログラムに合致し、CONAHCYT が許可したコースのみ、上限額は学期あたり8,000 ペソ(オンラインコースは対象外)。学期毎の教材費、試験代、学生証発行費等の追加費用は、自己負担。
- (3)医療保険:メキシコ政府が原則として負担する公務員保険・社会サービス庁:ISSSTEに加入。(ただし、適用はISSSTE病院のみ。私立病院での診療を受ける場合は、別途自己負担による海外旅行保険への加入を推奨。)
- (4)渡航費:東京-メキシコシティ間のエコノミークラス往復航空券を支給。なお、航空券の決定はCONAHCYTが行い、購入時は各研修生の立替払いとなる点に注意。研修生はメキシコ到着後、CONAHCYTに対し、同機関の指示に基づき請求手続きを行う。CONAHCYTは、同手続きが完了した翌月に、各研修生がメキシコで開設する銀行口座に振り込みを行う。
- (5)住居費:家賃は支給される滞在費から支払う。住居の選定、契約は留学生自身が行う。メキシコ人の家庭でのホームステイ、または、メキシコ人とアパートシェアが推奨される。
(注2)支給額他、待遇については毎年メキシコ政府による見直しの上改訂される。
6 応募資格(注3)
- (1)日本国籍を有する者
- (2)心身ともに健康な者
- (3)4年制大学又は大学院の在学者(渡航時に大学3年生以上であること)、卒業者、または学位取得者に準じた資格、十分な職務経験を有する者。
- (4)メキシコに単身で渡航できる者
- (5)応募の時点でメキシコ国外に居住する者が望ましい
(注3)過去に本研修計画(日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 長期コース(旧称:日墨交流計画))に参加した者は、団体推薦枠または一般公募枠での参加の如何を問わず応募できない。
7 応募方法
(1)出願書類: 別記「出願書類一覧」参照 (2)出願書類提出先: 外務省 中南米局中米カリブ課メキシコ班宛
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:03-3580-3311(内線 2494) (3)出書類提出方法: 封筒に「第51期日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」と朱書のうえ、簡易書留または宅配便で送付。(持ち込み及びメールによる提出不可) (4)出願書類提出期限: 2024年5月2日必着
(注)書類に不備があった場合、原則受理しないこともあるので、出願書一覧を熟読する事。
日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 スペイン語・メキシコ文化コース
1 目的
日墨両国の戦略的グローバル・パートナーシップの強化に貢献できる人材の育成を目指し、メキシコにおいて研究・研鑽を積む機会を提供するものである。なお、本研修計画は、1971年に発足した両国政府による研修生・留学生の交流プログラムであった「日墨交流計画」を基に両国の戦略的グローバル・パートナーシップをより一層強化する観点から2010年にコース内容の変更を行ったもの。
2 募集人数
専門コースと合わせて計20名程度 (予定)
3 コース概要
- (1)派遣予定期間:2024年8月中旬から2025年7月下旬
- (2)特定分野について専門性を有する者(大学生、大学院生、実務家、研究者等)が、自らの研究活動、実務に役立てる観点から、メキシコ国立自治大学(UNAM)の外国人のためのスペイン語コース(CEPE)にてスペイン語の習得を中心とした研修を行う。メキシコにおけるスペイン語能力判定試験において、一定の成績を修める者(注1)については、年度の後半は、メキシコ国家人文科学技術審議会(CONAHCYT)に事前の申請を行い、許可が出れば、大学等にて専門分野の授業の履修やインターン等を行うことができる。
(注1)メキシコ国立自治大学(UNAM)外国人のためのスペイン語コース(CEPE)
中級(Intermedio2)修了レベル以上
- (3)渡航までに基礎的スペイン語を習得することが求められる。
- (4)研修生はメキシコ到着後、在メキシコ日本国大使館及びCONAHCYTによるオリエンテーションに参加すること。
- (5)研修生はメキシコ到着後、各自にて奨学制度の開始手続き、奨学金の申請、メキシコで開設する銀行口座の登録等を行う。
- (6)研修期間中、全ての研修生は、CONAHCYTに対し、定期的(3か月毎)に研修活動報告書を提出し、各受講コースにおいて良好な成績を修めることが求められる。各研修生がメキシコで所属する教育機関の規則を遵守しない場合は、CONAHCYTの決定により奨学金の停止もあり得るので注意すること。
- (7)CEPEではスペイン語の授業の他に履修したメキシコ文化の授業やその他の授業・ワークショップを1~2コマ受講し、最後まで全うすることが求められる。
- (8)研修に関する詳細(奨学生の義務など)については、CONAHCYT奨学金規則(スペイン語)DOF - Diario Oficial de la Federación(PDF)及び「誓約書」(スペイン語/仮訳)を参照すること。(出願時の提出は不要)
4 インターンシップ制度
上記コースの受講者のうち、下記の条件を満たす希望者は、メキシコの公的機関、研究機関及び企業等において、一定期間(1か月から6か月程度)のインターンシップの実施を認められる。
- (1)一定のスペイン語力(注1)を有すること
- (2)インターン先での明確な研修計画を有していること
- (3)受入機関からの受入証明書を自ら取得すること
- (4)上記(1)から(3)までの条件を満たした上で、CONAHCYTの許可を得ること。なお、インターンシップを行う場合であっても、受入れ団体から給与等の手当を受け取ってはならない。
5 メキシコ政府による給付内容(注2)
- (1)滞在費:毎月、月額14,852.39ペソを支給。
- (2)授業料:入学金、授業料を支給。ただし対象となるコースは本奨学金プログラムに合致し、CONAHCYT が許可したコースのみ、上限額は学期あたり8,000 ペソ(オンラインコースは対象外)。学期毎の教材費、試験代、学生証発行費等の追加費用は、自己負担。
- (3)医療保険:メキシコ政府が原則として負担する公務員保険・社会サービス庁:ISSSTEに加入。(ただし、適用はISSSTE病院のみ。私立病院での診療を受ける場合は、別途自己負担による海外旅行保険への加入を推奨。)
- (4)渡航費:東京-メキシコシティ間のエコノミークラス往復航空券の費用を支給。なお、航空券の決定はCONAHCYTが行い、購入時は各研修生の立替払いとなる点に注意。研修生はメキシコ到着後、CONAHCYTに対し、同機関の指示に基づき請求手続きを行う。CONAHCYTは、同手続きが完了した翌月に、各研修生がメキシコで開設する銀行口座に振り込みを行う。
- (5)住居費:家賃は支給される滞在費から支払う。住居の選定、契約は留学生自身が行う。メキシコ人の家庭でのホームステイ、またはメキシコ人とアパートシェアが推奨される。
(注2)支給額他、待遇については毎年メキシコ政府による見直しの上改訂される。
6 応募資格(注3)
- (1)日本国籍を有する者
- (2)心身ともに健康な者
- (3)4年制大学又は大学院の在学者(渡航時に大学3年生以上であること)、卒業者、または学位取得者に準じた資格、十分な職務経験を有する者。
- (4)メキシコに単身で渡航できる者
- (5)応募の時点でメキシコ国外に居住する者が望ましい
(注3)過去に本研修計画(日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画 長期コース(旧称:日墨交流計画))に参加した者は、団体推薦枠または一般公募枠での参加の如何を問わず応募できない。
7 応募方法
(1)出願書類: 別記「出願書類一覧」参照 (2)出願書類提出先: 外務省 中南米局中米カリブ課メキシコ班宛
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:03-3580-3311(内線 2494) (3)出書類提出方法: 封筒に「第51期日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」と朱書のうえ、簡易書留または宅配便で送付。(持ち込み及びメールによる提出不可) (4)出願書類提出期限: 2024年月5月2日必着
(注)書類に不備があった場合、原則受理しないこともあるので、出願書類一覧を熟読すること。
締切
2024/5/2
申し込み先・申し込み方法
専門コース
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/m_ca_c/mx/pagew_000001_00459.html
スペイン語・メキシコ文化コース
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/m_ca_c/mx/pagew_000001_00457.html