全額補助で南極へ!南極から授業!教員南極派遣プログラム 2024年度 教員募集
概要
国立極地研究所では、2024年12月に日本を出発予定の第66次南極地域観測隊夏隊(以下、「観測隊」)に同行する教員を募集します。
1.目的
教員南極派遣プログラムは、極域科学や極地観測に興味を持つ小・中・高校等の現職教員を南極地域観測隊の同行者として南極に派遣するものです。本プログラムは、派遣教員が南極・昭和基地から衛星回線を経由して所属校に対して実施する「南極授業(※)」や帰国後の活動等を通じて、国内の小・中・高等学校等の児童生徒に対して、南極に関する理解向上につながる様々な情報発信をしていただくことを目的としています。さらに、その活動を通じ、派遣教員自身が南極、地球環境及び南極地域観測事業等に関する知識を習得し、自己研鑽を積むことも期待しています。
*「南極授業」とは:
派遣教員が自身の計画に基づいて授業を作成し、昭和基地と国内を衛星回線で結んで所属校に向けて行う授業です。授業内容は、南極の多様な価値への理解・興味・関心の向上を目的としたものであれば専門教科は問いません。
締切
2023/12/4
ベネフィット
派遣に関する以下(1)~(8)の経費は、本プログラムで負担します。
(1)航空運賃:成田(羽田)空港からオーストラリアの往復航空運賃(空港施設利用料、空
港税等を含む。)
(2)派遣者の居住地(または勤務先)から成田(羽田)空港までの往復交通費
(3)南極観測船「しらせ」乗船中ならびに昭和基地滞在中の食費
(4)身体検査費
(5)事前訓練(冬期総合訓練及び夏期総合訓練:各 5 日程度)参加旅費
(6)観測隊全員打ち合わせへの参加及び血液交差試験の受検のために国立極地研究所へ来
所する場合の参加旅費
(7)観測隊帰国歓迎会が行われる場合の参加旅費
(8)衣類・装備経費(観測隊員に準じた衣類・装備類を支給/貸与)
対象
教員免許を有し、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に現職として勤務する教員であること。
条件
1)極域科学と極地観測等に興味と関心を持っていること。
2)「南極授業」の企画立案、準備および実施ができること。
3)所属する学校長の許可が得られること。
4)次に記載する教育委員会等(以下、推薦者という。)の推薦が得られること。
・応募教員の所属が公立学校の場合、所属校を所管する教育委員会。
・応募教員の所属が国立大学附属学校、公立大学附属学校、私立学校の場合、学校
長または法人代表者。
5)帰国後の教員としての活動において、本プログラムへの参加から得られた知識や体
験等を用いて、南極に関する理解向上につながる様々な情報発信を継続して行う
こと。
申し込み先・申し込み方法
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/info/2024teacher/