アイスランド政府奨学金2027–2028|生活費・大学登録料支給
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アイスランド政府の奨学金を受け、レイキャビクで約9か月間、アイスランド語・文学・歴史を学ぶ。
アイスランド政府が毎年実施する「Icelandic Government Scholarships(アイスランド政府奨学金)」では、日本を含む対象国の学生をアイスランド大学へ受け入れています。
留学先は、首都レイキャビクにあるUniversity of Iceland(アイスランド大学)。Icelandic as a Second Language(第二言語としてのアイスランド語)の学士課程で、現代アイスランド語だけでなく、文学や歴史についても学びます。
毎年約12名を採択。大学の登録料に加えて、1人分の住居・食費を想定した月額奨学金が支給されます。
日本国籍者も正式な応募対象です。
2027年度に向けた応募期限は2026年12月1日です。
アイスランド政府奨学金とは?
Icelandic Government Scholarshipsは、アイスランド政府が外国の大学で学ぶ学生を対象に毎年実施している奨学金です。
奨学金を提供するのはアイスランドの文化・イノベーション・高等教育を所管する政府機関で、運営はÁrni Magnússon Institute for Icelandic Studies(アルニ・マグヌッソン・アイスランド学研究所)が担当しています。
この制度は1949年から続いており、世界各国からアイスランド語・北欧研究に関心を持つ学生を受け入れてきました。
過去の奨学生には、日本からの参加者もいます。
アイスランドで約9か月学ぶ
奨学金の対象期間は、毎年9月1日から翌年5月31日までです。
採択された学生は、アイスランド大学のSchool of Humanitiesで「Icelandic as a Second Language」を履修します。
単なる語学学校ではなく、大学の正規の学士課程に参加する点が特徴です。
- 現代アイスランド語の会話
- 読解・作文
- 形態論
- 統語論
- 音声学
- 中世・現代アイスランド文学
- アイスランドの歴史
- 翻訳
などを幅広く学びます。
大学登録料+生活費の奨学金を支給
奨学金には、次の支援が含まれます。
- アイスランド大学の登録料
- 1人分の住居・食費を想定した月額Stipend
月額奨学金は9月から翌年4月まで、毎月初めに支給されます。
奨学生は、アイスランド大学の学生寮Gamli Garðurの部屋を借りることもできます。
ただし、現在公開されている公式ページには月額奨学金の具体的な金額は掲載されていません。
また、学生寮が無料で提供されるわけではありません。月額奨学金から家賃や食費などを賄う制度と考えてください。
航空券は支給される?
現在の公式案内には、日本からアイスランドまでの往復航空券を支給するとの記載はありません。
そのため、航空券まで含めた「完全無料のアイスランド留学」とは案内しない方がよいでしょう。
公式に確認できる主な支援は、大学登録料と月額奨学金です。
日本人も応募対象
この奨学金は世界すべての国を対象としているわけではなく、対象国が指定されています。
日本は正式な対象国の一つです。
日本のほか、中国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧諸国などの国籍者が応募できます。
誰でも応募できる語学留学ではない
応募条件で特に注意したいのが、すでにアイスランド語を学んでいることです。
奨学金は、現代アイスランド語を学ぶ学生を対象としており、少なくとも次の条件が求められています。
- 大学で人文学分野を少なくとも1年間学んでいる
- 現代アイスランド語を学んでいる
- アイスランド大学の入学条件を満たす基礎的なアイスランド語力がある
公式サイトでは、無料オンライン教材「Icelandic Online 1」「Icelandic Online 2」を修了した程度の知識が一つの目安として紹介されています。
アイスランド大学の現在の入学要件では、入学試験でCEFR A2+程度のアイスランド語力を示す必要があります。
そのため、「アイスランド語をまったく知らないけれど、現地でゼロから勉強したい」という方を対象にした制度ではありません。
35歳未満が優先
公式募集では、原則として35歳未満の応募者が優先されると案内されています。
「35歳以上は応募不可」という明確な年齢上限ではありませんが、選考では若い応募者が優先されます。
英語力も必要
授業では当初、英語も補助的な指導言語として使用されるため、十分な英語力も必要です。
奨学金申請時には、英語力を証明する書類も提出します。
なお、アイスランド大学側の現在の「Icelandic as a Second Language」入学案内では、一般的な国際プログラムのような英語証明を別途求めないとしていますが、政府奨学金への申請書類としては英語能力証明が案内されています。
最大3年間まで奨学金を受けられる
奨学金は1年だけで終了するとは限りません。
翌年度も継続して学びたい場合は、毎年12月1日までに再応募できます。
奨学金を受けられる期間は最大3学年度です。
ただし自動更新ではなく、毎年改めて応募・選考を受ける必要があります。
また、秋学期から学び始めた学生は、継続して学ぶために学期末の試験で30 ECTS相当を取得する必要があります。
募集人数は約12名
制度
Icelandic Government Scholarships
実施
アイスランド政府
留学先
University of Iceland/アイスランド大学
開催地
レイキャビク
プログラム
BA in Icelandic as a Second Language
募集人数
毎年約12名
期間
9月1日~翌年5月31日
支援
大学登録料+月額奨学金
日本国籍
応募対象
主な対象
人文学を大学で1年以上学び、基礎的なアイスランド語力を持つ学生
年齢
原則35歳未満を優先
応募期限
2026年12月1日
応募に必要な書類
公式サイトでは、専用のApplication Formとともに次の書類を提出するよう案内されています。
- CV
- 大学の成績証明書
- 学位証明書など
- 大学の指導教員による推薦状2通
- 英語力証明
- パスポートのコピー
書類は英語、アイスランド語、またはその他のスカンジナビア言語で提出できます。
オンライン応募ではなく「郵送」
応募方法にも注意が必要です。
日本からの応募は郵送で行い、Eメールでの申請は受け付けられていません。
12月1日までの消印が必要です。
海外郵送になるため、書類の準備と発送には余裕を持って進めることをおすすめします。
奨学金合格後も大学への出願が必要
奨学金の選考結果は、例年1月に発表されます。
ただし、奨学金に採択されただけではアイスランド大学への入学手続きは完了しません。
採択者は、2月1日までにアイスランド大学へ別途出願する必要があります。
アイスランド語の入学試験は例年6月にオンラインで実施されます。
2027年度の申請書は更新を確認してから
2026年12月1日の奨学金締切は公式サイトに掲載されています。
一方、現在公式募集ページからダウンロードできるApplication Formは前年度の2026–2027年度版となっています。
2027年度への応募を考えている方は、2027–2028年度用のApplication Formが公開されたことを確認してから提出してください。
こんな学生におすすめ
- 大学でアイスランド語や北欧言語を学んでいる
- 北欧文学・言語学を専門にしている
- アイスランド文学を研究したい
- 翻訳に関心がある
- アイスランドの歴史・文化を現地で学びたい
- 将来、アイスランド研究や北欧研究に関わりたい
対象者は限られますが、日本ではなかなか見つけにくいアイスランド政府の公式奨学金です。
すでに大学でアイスランド語や北欧研究を学んでいる方にとっては、現地で長期間学べる貴重な選択肢になります。
応募方法
募集要項とApplication Formは、Árni Magnússon Institute for Icelandic Studiesの公式サイトで公開されます。
現在掲載されている申請書は前年度版のため、2027–2028年度用の書類が公開されていることを確認したうえで応募してください。
応募期限:2026年12月1日


