賞金100万円!ヤンマー学生懸賞論文 募集
概要:ヤンマーの目指す農業の姿
“農業”を“食農産業”に発展させる
ヤンマーは、より高い生産性・より低い環境負荷・より強い経済性を追求し、これまでの機械化・省力化・資源の有効活用に加え、「食」の分野からも生産物の付加価値を高めていきます。
また、今までに培ってきたテクノロジーとソリューションで、持続可能な農業を実現し、食の恵みを安心して享受できる社会をめざし、農業を魅力あふれる食農産業へ発展させていきます。
事業開始の背景
ヤンマーは、日本農業の転換期を迎えていた1990年、厳しい時代にも21世紀への夢と希望を持ち、先駆的な挑戦を試みる元気な農家やその集団が全国各地に誕生しつつあることを知り、「いま日本の農業がおもしろい~その変化と対応~」をスローガンとして、積極的に未来を語りエールを送ってまいりました。
その一方で、次世代を担う若者たちに農業と農村の未来について、自由な発想を論じてもらうことを趣旨として、「ヤンマー学生懸賞論文・作文募集事業」を開始いたしました。
農業を取り巻く課題
農業が持続可能であり続けるために、今ある変化にどのように対応するかが重要な鍵となります。国連によると、現在約80億人の世界人口は、2050年には97億人まで増加する見込みです。また、近年の異常気象による農作物の不作が世界各地で報告されており、気候の変動は作物の生育に影響を与え、適期作業のタイミングが難しくなっています。日本の農業においても、高齢化や後継者不足が進み、離農が増加することで耕作放棄地が拡大し、農業生産量は減少傾向にあります。そんな中、平均経営耕地面積の大規模化など、いま農業を取り巻く環境は刻々と変化し、世界情勢が不透明な中、地球規模で様々な課題に直面しています。
あらゆる地域で経済発展を遂げ、人口が都市部に移動し、農業人口が益々減少していく中、少ない農業生産者が、増え続ける食料需要を賄っていくために、また、将来に向けて持続可能な未来(A Sustainable Future)を実現するために、現在の農業・食料生産の在り方そのものを進化・変革させていかなければなりません。
趣旨
ヤンマーは、これまで追求してきた農業の「生産性」と「資源循環」を今後も継続し、更に高いレベルを目指すとともに、農業の儲かるかたち、農業や生産物そのものの付加価値を高める、経済性の追求にも取り組んでいます。
第一次産業である農業は、人々の健康を守り命を育むために欠かせない大切な存在でありながら、利益を生み出しにくい構造となっています。農業生産の先にある加工、流通、消費に至る“フードバリューチェーン”に入り込み、広く、“農”や“食”に対する課題の解決策を提供したいとの思いから、生産物の付加価値を高めることで、「持続可能な農業のかたち」を次世代を担う若い皆様と一緒に考えていきたいと思います。
本事業も今年で35回目を迎えます。学生の皆様には、日本や世界の農業において直面する課題を捉え、持続可能な農業を実現するための新たな発想を広く自由な観点で論じ、夢と若さあふれる提言を数多くお寄せいただきたいと思います。
論文の部
趣旨に沿い、持続可能な農業の確立を目指した“先駆的挑戦”を内容としてください。農産技術、農芸化学、農業モデル(都会、中山間地、大規模平野、臨海地域)、新規ビジネスモデル、スマート農業、資源環境・自然科学・健康福祉・農と食のバリューチェーン・教育・流通との連携など、あなたが学習・研究しているさまざまな分野から独自の構想で提言し、その実現の過程、手法等を論理的に述べて下さい。また、今日的切り口として下記も参考にしてください。
<参考>
- 高い生産性を誇る食料生産の実現
- 安全・安心な食料生産と供給
- 多様化する食ニーズへの対応
- 持続可能な地球環境との調和
- 6次産業化による生産者の経済性向上
- 産地から食卓までを繋ぐ食のバリューチェーン確立
- 健康福祉と農業の関わり
- テクノロジーとサービスによるトータルサポートの創造
その他“将来の夢の農業”の創造・提案など、あなたの独自のテ-マを設定して、論文にまとめて頂いても結構です。
応募資格
2024年4月1日時点で、下記項目の全てに該当する方
(1)所属 | 右記のいずれかに在籍する学生 ※右記において全学部全学科対象 ※外国への留学生、外国からの留学生も可。(国籍不問) | 大学 大学院 短期大学 専門職大学 農業大学校 農業短期大学 各種専門学校 |
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(2)年齢 | 30歳以下 ※但し、外国からの留学生(日本国籍でない方)は35歳以下 | |
(3)前提条件 | 作品は本人のもので、かつ、未発表のものに限る。 ※同一作品を他へ発表(応募)予定している場合の応募は不可。 (ご不明な場合は事務局までお問い合わせください。) グループによる共同執筆可。 過去、論文の部入賞者の応募は不可。 過去、作文の部入賞者の応募は可。 |
応募規定
(1)言語 | 日本語 | ||
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(2)作成ソフト | Microsoft Word ※PDFでの応募可 ※手書き、紙原稿のスキャン不可 | ||
(3)用紙規格 | A4サイズ 縦 | ||
(4)書式 | 横書き | ||
(5)文字数、書体、文字サイズ | 本文部分の総字数で、8,000字以上、12,000字以内とする。 他部分(表紙、要旨、目次、添付資料、データ・図表、参考文献等)の文字数は、総字数に含まない。 | ||
原則として、『横40文字 × 縦40行』のレイアウトとし、用紙1枚あたり、1,600字以内とする。 | |||
明朝体またはゴシック体で10.5~12ポイント | |||
(6)提出書類 | 1. 要旨 | A4サイズ 縦1枚に横書き、800字以上1,200字以内で作成すること。(図表の使用は不可) ※冒頭に題名(作品タイトル)を明記すること。 ※氏名・学校名は記載しないこと。 | |
2. 論文原稿 | 以下①~④を1つの文書ファイルにまとめること ※図・表・写真等も本文ファイル内へ貼り付け、別ファイルにしない | ||
① 目次 | 必ず目次をつけること。 | ||
② 本文 | 本文冒頭に題名(論文タイトル)を記載する。 ※氏名・学校名は記載しないこと。 | ||
ページ数を打つこと。 ※ページは文字数に含まない | |||
③ 図表・写真等 | 原則として、本文中の適切な箇所へ挿入すること。 | ||
タイトルの記入位置は、図・写真の場合はその直下に、表の場合はその直上とする。また原則として挿入の位置は、それらがレポート内の文章に最初に登場したページもしくはその次のページに入れること。 | |||
図・表の見やすさは、評価のポイントになるため、画質や精細に注意すること。 ※文字・数字は読めるサイズにし、必要な場合は、カラーで提出すること(凡例データの多い棒グラフなど) | |||
DVD、ビデオ等の動画資料は不可とする。 | |||
④ 参考文献 | 参考文献のある場合は、「題名、著者名、出版社名、刊行年、参考頁」を明記した一覧を末尾に添付すること。 | ||
(7)応募方法 | 弊社ホームページからの応募に限る。 ※紙での郵送は不可 | 上記提出書類1~2各ファイルを、応募申し込みサイトにアップロードすること。 論文応募受付はこちら |
表彰・賞金
賞 | 受賞数 | 賞金 | 贈呈品 |
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大賞 | 1編 | 100万円 | 表彰楯 |
特別優秀賞 | 2編 | 30万円 | 表彰楯 |
優秀賞 | 10編 | 10万円 | 表彰楯 |
- ※論文の部グループ応募の場合、表彰楯は代表者に1枚、グループメンバーには表彰状を贈呈いたします。
- ※入賞されなかった場合も、応募資格・応募規定を満たした方には、応募記念品をお送りいたします。
募集期間・発表
募集期間 | 2024年6月1日(土)~10月20日(日)23:59までにエントリー | |
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結果発表 | 【入賞者決定(社内審査会)】 2024年12月18日(水)予定 | 社内審査会で決定後、12月20日(金)までに入賞者本人へ通知予定 |
【入選発表会開催予定】 2025年 2月7日(金) 集合形式にて開催予定 ※開催場所は決定次第関係者にご連絡 | 入賞者表彰 ※入賞者は入選発表会に出席頂きます。 ※開催方法は変更する場合があります。 | |
【入賞結果掲載・落選結果通知】 2025年2月下旬を予定 | 弊社ホームページに入賞者一覧を掲載 ※落選結果通知は、本人への応募記念品の発送をもって替えさせて頂きます。 |
論文の部 入賞者の方へ
入選発表会会場にて、論文の内容をまとめたパネルを展示いたします。
入賞通知を受けた方は次の要領にて、パネル用資料を作成願います。
詳細は入賞者本人へ改めてご連絡いたします。
入選発表会がオンライン開催となった場合は、作成不要です。
(1)提出期間 | 入賞通知後~2025年1月17日(金) ※メールにて事務局まで送付してください。 |
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(2)対象となる資料 | 論文要旨、論文内で使用したデータ(図、表、グラフ、写真等) ※論文内で使用していないデータは対象となりません。 |
(3)パネル用資料作成要領 | Microsoft WordのA4サイズ縦、横書きで2ページとします。 1ページ目に論文タイトル・学校名・氏名・論文要旨を記載。 2ページ目に論文内で使用した図表を貼付けしてください。 ※作成いただいた資料を事務局にてA1サイズのパネルに加工いたします。 |
(4)文字サイズ | 12~16ポイント |
審査方法
事務局審査 | 事務局による審査(応募資格、応募規定、類似・剽窃等の審査) |
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社内審査(一次・二次) | 弊社内選考委員による内容審査 入賞作品(論文・作文各13編)の選出 作文の部 奨励賞の決定 ※発表は入選発表会の開催後 |
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↓
最終審査 | 最終審査委員による審査 各賞の決定 論文の部については、最終審査委員による簡単なインタビューを実施予定 |
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作文の部
趣旨に沿った作文をまとめて下さい。あなたの感じていること、夢や思いを、これまでの体験やその時の情景を描写しながら作文にまとめて下さい。
応募資格
2024年4月1日現在で、下記項目の全てに該当する方
(1)所属 | 右記のいずれかに在籍する学生 ※外国への留学生、外国からの留学生も可。(国籍不問) | 農業大学校 農業短期大学 |
---|---|---|
(2)年齢 | 25歳以下 | |
(3)前提条件 | 作品は本人のもので、かつ、未発表のものに限る。 ※同一作品を他へ発表(応募)予定している場合の応募は不可。 (ご不明な場合は事務局までお問い合わせください。) 過去、作文の部入賞者の応募は不可。 過去、論文の部入賞者の応募は可。 |
応募規定
(1)言語 | 日本語 | |
---|---|---|
(2)作成ソフト | Microsoft Word ※PDFでの応募可 ※手書き、紙のスキャン不可 | |
(3)用紙規格 | A4サイズ 縦 | |
(4)書式 | 横書き | |
(5)文字数、書体、文字サイズ | 総字数で、2,800字以上、3,200字以内とする。 | |
原則として、『横40文字 × 縦40行』のレイアウトとし、用紙1枚あたり1,600字以内とする。 | ||
明朝体またはゴシック体で10.5~12ポイント | ||
(6)提出書類 | ||
1. 作文原稿 | 本文冒頭に題名(作文タイトル)を記載する。 ※氏名・学校名は記載しないこと。 | |
ページ数を打つこと。 ※ページは文字数に含まない | ||
(7)応募方法 | 弊社ホームページからの応募に限る。 ※紙での郵送は不可。 | 上記1を応募申し込みサイトにアップロードすること。 作文応募受付はこちら |
表彰・賞金
賞 | 受賞数 | 賞金 | 贈呈品 |
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金賞 | 1編 | 30万円 | 表彰楯 |
銀賞 | 2編 | 10万円 | 表彰楯 |
銅賞 | 10編 | 5万円 | 表彰楯 |
奨励賞 | 15編 | − | 賞状、記念品 |
- ※入賞されなかった場合も、応募資格・応募規定を満たした方には、応募記念品をお送りいたします。
募集期間・発表
募集期間 | 2024年6月1日(土)~10月20日(日)23:59までにエントリー | |
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結果発表 | 【入賞者決定(社内審査会)】 2024年12月18日(水)予定 | 社内審査会で決定後、12月20日(金)までに入賞者本人へ通知予定 |
【入選発表会開催予定】 2025年 2月7日(金) 集合形式にて開催予定 ※開催場所は決定次第関係者にご連絡 | 入賞者表彰 ※入賞者は入選発表会に出席頂きます。 ※開催方法は変更する場合があります。 | |
【入賞結果掲載・落選結果通知】 2025年2月下旬を予定 | 弊社ホームページに入賞者一覧を掲載 ※落選結果通知は、本人への応募記念品の発送をもって替えさせて頂きます。 |
審査方法
事務局審査 | 事務局による審査(応募資格、応募規定、類似・剽窃等の審査) |
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↓
社内審査(一次・二次) | 弊社内選考委員による内容審査 入賞作品(論文・作文各13編)の選出 作文の部 奨励賞の決定 ※発表は入選発表会の開催後 |
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最終審査 | 最終審査委員による審査 各賞の決定 論文の部については、最終審査委員による簡単なインタビューを実施予定 |
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締切
2024/10/20