JICA能力強化研修~平和構築支援 紛争影響国における事業マネジメント 平和構築アセスメントの実践~募集
概要
1
はじめに
JICA は国際協力機関として、紛争終結国に対する支援、及び停戦に至るも和平合意が未だ
締結されていない国・地域に対する支援に取り組んでいます。こうした紛争の影響を受けた現
場で開発協力を実施する際は、JICA の平和構築支援の特性を理解し、プロジェクトの計画・
実施等の場面において、紛争予防配慮を行っていくことが求められます。
その手法として、JICAは Peacebuilding Needs and Impact Assessment(PNA)を開発済みで
すが、この PNA を案件の実施、モニタリング・評価を含む事業マネジメントに活用していくこと
が重要です。
本コースは、すでに国際協力の場において、JICA の専門家等として事業を担当する実務者
に対し、事業で適切なモニタリングを行っていただくため、紛争影響国における JICA 事業の
PNA を活用した実施、モニタリング、評価のあり方を理解し、適切なプロジェクトマネジメント
の方法を習得して頂くことを目的としています。
短い研修期間ではありますが、これから現場で活躍される方々に実践的な知識を身につけて
いただけるよう、講義や演習においては、事後的な評価を事例とするのではなく、事業途中で
のモニタリングに基づく軌道修正を中心とした内容となっています。
2
1.研修コース名、研修期間、募集人数
(1)研修コース名:「平和構築支援―紛争影響国における事業マネジメント・平和構築アセ
スメントの実践―」コース
(2)期間: 2023 年12 月 18 日(月)~12 月 22 日(金)
(3)募集人数:20 名程度
(一般公募による参加者とは別に、JICA 内部からも若干名、研修参加者を募集する予定)
締切
2023/10/23
ベネフィット
参加費無料でJICAの専門家による研修が受けられる
研修修了証書が貰える
対象・条件
本研修の応募者は、下記の全ての要件を満たす方とします。
(1) JICA の専門家・調査団員等として JICA 事業に携わる意志があること
(2) 演習内容は JICA 案件を基としているため、JICA 事業やスキームについて基本的な
理解があること
(3) 研修の全日程に参加可能であること
(4) 専門能力・経験
国際協力における実務経験者(5年以上)で、今後、紛争影響国・地域でJICA事業に携
わる意志を有すること
※応募者が募集人数を超える場合、本コースは JICA の専門家や事業を担当する実務者を
対象としているため、JICA 事業の経験年数を選考基準の1つにします。
申し込み先・申し込み方法
https://www.jica.go.jp/about/recruit/kyokakenshu/n_files/1201458_040.pdf