【先生を南極へ!】2027年度 教員南極派遣プログラム募集|昭和基地から「南極授業」
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学校の先生が、南極地域観測隊と一緒に南極へ。
国立極地研究所が、「2027年度 教員南極派遣プログラム」の派遣教員を募集しています。
選ばれた教員2名は、第69次南極地域観測隊夏隊に同行。2027年11月下旬から2028年3月下旬まで約4か月間活動し、南極・昭和基地にも滞在します。
大きな特徴は、昭和基地と日本の所属校を衛星回線でつなぎ、自分で企画した「南極授業」を実施すること。
理科の先生だけが対象ではありません。南極の自然や南極地域観測隊を題材にしていれば、授業の教科は問いません。
応募期限は2026年11月26日(木)17:00必着です。
教員南極派遣プログラムとは?
教員南極派遣プログラムは、極域科学や極地観測に関心を持つ現職教員を、南極地域観測隊の同行者として南極へ派遣するプログラムです。
国立極地研究所が文部科学省(南極地域観測統合推進本部)と連携し、日本極地研究振興会の協賛を得て実施しています。
第51次南極地域観測隊から継続して実施され、派遣された先生は南極で得た知識や経験を、現地からの授業や帰国後の教育活動を通じて子どもたちへ伝えています。
2027年11月から約4か月間、南極観測隊へ同行
2027年度の派遣教員は、第69次南極地域観測隊夏隊に同行します。
派遣期間(予定)
2027年11月下旬~2028年3月下旬
昭和基地滞在(予定)
2027年12月下旬~2028年2月上旬
派遣人数
2名
派遣教員が参加する夏隊は、越冬隊とともに南極へ向かい、前次隊の越冬隊とともに帰国する形で、約4か月活動します。
昭和基地から、自分の学校へ「南極授業」
このプログラムの中心となる活動の一つが、「南極授業」です。
派遣された先生自身が授業を企画し、南極・昭和基地と日本の所属校を衛星回線でつないで、児童・生徒へリアルタイムで授業を行います。
南極の自然や観測隊の活動を題材としていれば、教科は問いません。
南極だからこそできる実験や観察、現地の生活、地球環境、国際協力などを、自分の専門や授業とどう結びつけるかが大きなポイントになります。
理科教員だけではない!国語・社会・美術・情報の先生も参加
「南極」と聞くと理科の先生向けに見えますが、過去には幅広い教科・校種の先生が派遣されています。
- 国語
- 理科
- 社会
- 美術
- 情報
- 特別支援教育
など、それぞれの専門や教育現場での経験を生かした活動が行われています。
「南極を自分の教科ならどう授業にできるか」という独自の発想が生かせるプログラムです。
応募できる先生
応募できるのは、教員免許を持ち、日本国内の次の学校に現職として勤務している教員です。
- 小学校
- 中学校
- 義務教育学校
- 高等学校
- 中等教育学校
- 特別支援学校(幼稚部を除く)
また、極域科学や極地観測に関心を持ち、帰国後も南極や地球環境について児童・生徒へ伝える活動を継続することが求められます。
学校・教育委員会等からの推薦が必要
個人だけで応募を完結する制度ではありません。
公立学校の教員の場合は、所属校を所管する教育委員会からの推薦が必要です。
国立大学附属学校、公立大学附属学校、私立学校の場合は、学校長または法人代表者から推薦を受けます。
また、派遣期間は所属先において出張・研修等として扱われ、期間中の給与については所属側が負担することが条件となっています。
南極派遣に必要な主要経費を支援
派遣に伴う主要な費用は、プログラム側が負担します。
- 渡航航空運賃
- 国内交通費
- 乗船費
- 昭和基地での食費
- 身体検査費
- 事前訓練に伴う旅費
- 防寒装備類
一部の交通費や訓練旅費については、一時的に本人が立て替える場合があります。
派遣前には南極へ向けた訓練も
選ばれた後、いきなり南極へ出発するわけではありません。
出発までの間には、観測隊の一員として活動するための訓練や準備が行われます。
- 冬期総合訓練:約5日間
- 夏期総合訓練:約5日間
- 過去の派遣教員との意見交換
- オンラインでの打ち合わせ
- 南極授業の準備
長期間の共同生活や厳しい自然環境の中で活動するため、授業力だけでなく協調性や環境への適応力も重要になります。
応募では「南極授業」の計画を提出
応募では、履歴書や健康関係の書類に加え、昭和基地から実施したい「南極授業」の計画などを作成します。
どのような視点で南極を授業へ取り入れるのか、南極でなければできない内容になっているか、帰国後にその経験を教育現場へどう広げるかが重要です。
選考は書類審査+オンライン面接
選考は、書類審査と面接によって行われます。
主に、次のような観点から総合的に評価されます。
- 南極ならではの着眼点・アイデア
- 計画の実現可能性
- 帰国後の教育活動への発展性
- 教育への熱意
- 協調性
- 特殊な環境への適応力
- 南極で活動できる健康状態
前年度は36人が応募
国立極地研究所が公表している過去の応募状況によると、2026年度募集には36人が応募しました。
派遣人数は毎年2名程度のため、限られた枠ではありますが、これまで全国のさまざまな学校・教科の先生が南極へ派遣されています。
募集概要
プログラム
2027年度 教員南極派遣プログラム
実施
国立極地研究所
文部科学省(南極地域観測統合推進本部)との連携
同行
第69次南極地域観測隊夏隊
派遣人数
2名(予定)
派遣期間
2027年11月下旬~2028年3月下旬
昭和基地滞在
2027年12月下旬~2028年2月上旬
対象
日本国内の小・中・高等学校等に勤務する現職教員
※教員免許が必要
教科
不問
主な活動
南極地域観測隊への同行
昭和基地から所属校への「南極授業」
帰国後の教育・情報発信活動
主な費用支援
渡航航空運賃、国内交通費、乗船費、昭和基地での食費、身体検査費、事前訓練旅費、防寒装備類など
応募期限
2026年11月26日(木)17:00必着
応募方法
応募教員が必要書類を作成し、所属する学校へ提出します。
その後、学校・教育委員会等が推薦書を含む応募書類を取りまとめ、国立極地研究所へ提出します。
個人から直接提出する方式ではないため、応募を考えている先生は早めに学校管理職や教育委員会等へ相談しておくことをおすすめします。
応募期限:2026年11月26日(木)17:00必着


