2025年度日本・イスラエル・パレスチナ学生会議一般参加者募集
概要
イスラエル/パレスチナでは長きにわたり、隣人同士であるにもかかわらず相互の交流が制限され、とくに若い世代においては一度も相手の姿を見ないままに憎しみが連鎖しています。JIPSCは、当事者間の交流の不足が紛争を長引かせる一因となっていると考え、この問題を解決すべく、毎年夏に両地域から若者を招致してきました。
2025年8月・9月、JIPSCは、日本からの参加者とともに現地から招聘した学生・若者らと20回目となる合同学生会議を実施します。日本からの参加者には、普段は地理的、心理的にも遠い存在である紛争の当事者と直接対話をする機会を提供します。合同学生会議においては、日本、イスラエルおよびパレスチナの三つの地域の若者が共同生活を送りながら、イスラエル/パレスチナ問題と、その解決策について、各々の実生活や実体験に絡めながら議論を行う予定です。
2025年度も2022年度及び2024年度に引き続き、会議日程の前半は、西南学院大学の協力のもと福岡県福岡市で実施し西南学院大学の学生をはじめ、地域の学生や市民との交流を行います。また会議日程の後半は、三重県及び東京都に滞在する予定です。三重県内の高校生を対象とした三重県教育委員会の平和教育事業に参画し、講演及び交流を実施します。東京では参加者の関心に合わせた日本を知るスタディツアーを企画しています。
なお、昨今の現地情勢を踏まえ、イスラエル/パレスチナからの参加者を招聘しての開催が困難となった場合はオンライン開催、あるいは、合同学生会議の開催を別年度に繰り越す可能性があります。
応募プロセス
一次選考:書類審査。募集要項を確認の上、2025年度一般参加者応募フォームを 2025年5月9日23時59分(日本時間)までに提出
二次選考:面接(Zoom)
最終結果通知: 6月中旬(予定)
締切
2025/5/9
ベネフィット
会議期間中の交通費・食費・宿泊費・移動費一部は参加費8万円に含まれる
イスラエル・パレスチナの学生/若者との対話機会あり
対象・条件
原則、本会議全日程に参加できる日本国内外の生徒, 学生