25歳以下のクリエイター対象!クマ財団 返済不要奨学金募集:クリエイター奨学金(AI)【ジャンル不問】
概要
クマ財団は、2013年の設立以来、返済義務を負わない年間120万円の給付型奨学金制度を通じて、美術、現代アート、テクノロジー、音楽、建築など29に及ぶ分野における累計339名の若手クリエイターを支援してまいりました。本年度も、若き才能を発掘し、あらゆるジャンルの垣根を超えて人の持つ無限の創造性を支援していくため、第8期生の応募を開始いたします。
現在、AI技術の台頭と普及によって社会は大きな変革期を迎えています。
クリエイターもまた時代のうねりを受け、表現やあり方に転換を迫られる立場にあります。これからの創作活動においてAI技術を無視することはできません。一連の変化を敵対視する流れもありますが、私たちクマ財団はAI技術の台頭は創作活動の本質に影響を与えるものではなく、むしろ人々の新たな創造の可能性を切り拓く機会である、と考えます。
これらの考えから、第8期生となる本年度は、奨学金の名称を「クリエイター奨学金(AI)」へと変更いたしました。
選考に関してはこれまでと変わらず、ジャンル不問、25歳以下の学生クリエイターを対象に募集いたします。一方で、とりわけAI技術を活用して自己の創作に新たな次元を加えようと試みる挑戦的なクリエイターの姿勢に対して、積極的に応援していきます。
これは、予測困難な時代の変化に対応する能力を耕し、育み、生き抜くことに重点を置く、クマ財団から次代のクリエイターに向けたひとつのメッセージであります。また、この転換は、自身の創作の指針を見失わず、次の段階へ進もうとするクリエイターの在り方を励まし、支える伴走者のあるべき姿である、と考えています。
変化していく社会に大きな波紋となる一石を投じる、クリエイターのみなさまからの応募をお待ちしております。
ジャンル不問
U25の学生クリエイターが対象
クマ財団の「クリエイター奨学金(AI)」は返還義務を負わない「給付型奨学金」です。25歳以下の学生でクリエイターとしての活躍を目指す者を支援し、創作活動に本気で取り組む一年間の助成を提供します。AIツールの利用有無に関わらず自身の創作活動を行っている者であれば、活動ジャンルに制限なく応募いただけます。
AIツール活用、歓迎
AIツールは創作活動の本質に影響を与えるものではなく、今後のクリエイターが自身の不足している技術を補うため、または得意な領域をさらに強化するために有用であると考えます。具体的な活用方法としては下記を想定しています。
・幅広く活動にAIツールを取り入れる者
(例: AIツールを用いてポートフォリオや企画書を作成、翻訳するなど)
・AIツールを用いた創作活動を行う者
(例: AIツールを使用して執筆や画作の着想を得るなど)
・AI技術の研究や技術開発に携わる者
(例: AIを用いた画像認識・音声認識の研究・制作をするなど)
ツールの活用方法に問わず制作においてご自身の創造性や表現が主体であることを重要視します。また、作品画像のみではAIツールの利用状況を判断することは困難であるため、応募資料内で活用方法などについて記載していただきます。
締切
前期:2024/01/21
後期:2024/3/24
ベネフィット
月額10万円(年120万円)を給付します
対象・条件
次のすべてに該当する者とします。
- 2024年 4月に、高専4年生以上及び専攻科、専門学校、短期大学、大学、大学院に在籍する学生
- 2024年 4月1日時点で25歳以下の者
- クリエイターを目指し創作活動をしている者。未開発な領域に挑戦し、新しい価値を創造しようとしている者。伝統から新たな価値を創ろうとしている者。
クマ財団では、エントリーシート、作品、面接を通じ、次の要素に基づき審査いたします。
ビジョン
次なる未来を探求し、新たな価値を生み出す 創造性。
チャレンジ
自らの専門領域を拡張・更新し、未開発な領域を切り開く 挑戦心。
パッション
情熱を持って創作に取り組み、高いレベルで結実させる強い 創作意欲。
アクション
創作機会、評価の機会を逃さず、自らの作品を世の中へ送り出す 行動力。
インフルエンス
自らの創作活動、創作意義を、世の中へ伝達する 発信力。
申し込み先・申し込み方法
https://www.kuma-foundation-scholarship.com/