無料でパプアニューギニアへ!JICA 教師海外研修(教育行政コース) 募集
概要

・背景
国際協力機構(JICA)は日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関であり、約150の国・地域で国際協力を展開しています。日本国内においては、これら国際協力を通じて得た知見を生かし、「持続可能な社会の創り手」の育成を目指す学習指導要領などの学校教育の動向を踏まえ、「教師海外研修」「エッセイコンテスト」「施設訪問」「出前講座」「開発教育メールマガジン」「開発教育教材作成」など、国際理解教育/開発教育を支援する様々な事業を行っています。
本研修は日本のODAによる開発教育支援事業の一環として、全国の小中高校・特別支援学校等の児童・生徒への国際理解教育/開発教育を継続的に推進する学校管理職(校長・教頭)および教育行政関係者を対象に実施します。
・研修の目的
本研修は、上記の背景を踏まえ、実際に途上国を訪問し、JICAが実施している事業を視察・訪問し、関係者と意見交換等を行うことにより知見を深め、学校および地域において、国際理解教育/開発教育を継続的に推進するリーダーとしての能力強化を目的としています。また、参加者同士の意見交換や協働作業を通して、研修終了後も本研修で培われた教員ネットワークを活用し、各地域の学校教育関係者と共にさらなる国際理解教育/開発教育の推進を図ることを目指しています。
・応募書類
〇本研修への応募理由
〇学校教育における国際理解教育/開発教育を推進していくためのご自身の考え
上記2点をそれぞれ500~800字程度で記載してください。文書はWordなどで作成の上、ファイルを応募フォームに添付してください。
・募集人数:10名(予定)
締切
2025/5/19 AM10:00
ベネフィット
以下の経費について、JICAの旅費規定に基づき、JICAが負担します。
- 事前研修・事後研修のための国内移動(自宅~研修場所)に係る交通費および宿泊費(宿泊費
は該当者のみ) - 往復航空運賃および燃油サーチャージ
- 海外研修のための国内移動(自宅~羽田空港もしくは成田空港)に係る交通費および宿泊費(宿
泊費は該当者のみ) - 羽田空港もしくは成田空港および海外での空港使用税
- 訪問国(パプアニューギニアを予定)への入国に必要な査証申請のための費用
- 往復航空券手配にかかる手数料
- 海外旅行傷害保険加入費
対象・条件
以下の①または②のいずれかに該当するとともに、③〜⑨を満たす方。
① 小・中・高校、特別支援学校等の校長・教頭職の方。(主幹教諭を含む)
② 都道府県・市区町村の教育委員会(教育センターを含む)において、初等中等教育を担当する方(指導主事以上)。
③ 過去にJICA教師海外研修(教育行政コース)への参加経験が無い方。
④ 本研修の趣旨・目的を十分理解し、上記研修プログラムの全日程に参加できること(6月21日の事前研修(オンライン)は、止むを得ず参加できない場合は、録画視聴を可とします。)。
⑤ オンライン会議ツール(Zoomを想定)を用いた研修に対応可能であること。(パソコン、インターネットに接続できる環境など)
⑥ 本研修を通じて得られた学び・成果を所属先及び各地域の教育委員会、各種教員ネットワーク(研究会、勉強会等)の場において積極的に共有・紹介する意欲のあること。
⑦ 研修参加後、学校現場や各地域の教育委員会等において、JICA 国内拠点や各県所在の JICA デスク(国際協力推進員)等と連携・協力しながら、国際理解教育/開発教育を継続的に普及・促進する意欲のあること。
⑧ 研修参加後2年間、国際理解教育/開発教育推進のための自身の取り組みに関する報告書をJICAへ提出すること。(年1回:形式自由)
⑨ 本研修参加後に、学校現場や各地域の教育委員会等で国際理解教育/開発教育を継続的に実践・推進するのに十分な勤続年数あるいは活動の場を有すること。